MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

気象庁の「桜開花予想」が消える?

2009年12月25日 | あらかると
54年間も続けられていた気象庁の「桜開花予想」と「桜の満開日」の発表が今年からなくなることになった。国内69箇所の観測は継続されるようだが発表はしないという。「民間による桜の名所の開花予想の環境が整った」と言うのが理由らしい。

定点観測をしたことがあるので、蕾のふくらみ状態や累計気温の関係である程度の開花予想は私にも出来るが、上野公園の場合、基準木の枝は手の届かないところにあるので、撮影した写真から判断せざるを得ず開花予想は難しい。

染井吉野の前に咲く、河津桜、寒桜、大寒桜、オカメ、陽光などの開花状況から類推することも出来るが、暖冬になると同時に開花することもあってこの方法もなかなか難しい。

上野公園の桜に関してはこんなデータもある。
寒桜は暖冬だった平成17年には1月18日には開花しているが、遅い年は2月16日の記録があり、1ヶ月程度の差がある。染井吉野の咲く頃には気候も安定化しているので、早いときは3月18日遅い時でも3月30日には開花しているので10日前後程度の差がある。(過去10年間の上野公園の私の記録での比較)。

様々なことを試みて今年も上野公園の染井吉野の開花日を予想したいと思う。

写真は一昨年の紅枝垂桜。
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