MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

山藤の花

2011年05月06日 | あらかると

山藤は、雑木林などに自生しているが、
つる性でどんどん樹林のてっぺんに伸びていくので、
なかなか近場で見ることは少ない。

また、木に絡まって伸びていくので、
藤のツルが成長すると、絡まれた側の木は締め付けられやがて枯れてしまう。

その結果下の写真のような不思議な光景に出会うこともある。
絡まれた木が枯れて無くなったため、自立したようになっているが・・・


その山藤が手の届くところで咲いていた。
今年はスギ花粉が多かったように、樹木の花は例年よりも多く、
この山藤も沢山の花をつけていた。

花の取材地は「21世紀の森と広場」、曇天だったため日中シンクロ(ストロボ使用)している。


撮った時には気づかなかったが、花には小さな虫が写っていた。
左上の虫は触角が大きいので、生まれたてのバッタ類かもしれない。
また、下の虫はは大きな羽をつけているので雲霞のようなものであろうか・・?
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