近所に、沢山の薔薇に囲まれた瀟洒な洋館があった(巻頭の写真)。
やや低めのレンガ造りの塀の上からちょっと覗くと、
庭にも所狭しとバラが咲いていた。
昨年も美しく咲いているバラを見ているので知っていたが、
やはり他人の庭を撮るのはさすがに気が引けて、
外周をゆっくりと歩いて見る程度だった。
今日は道路に面したところをじっくりと見て回った。
すると、小さな扉があって小さな看板がかかっていた。
看板には「オープンガーデン・・・・」と書かれていて、
自由に見学することが出来るようであった。
「ようであった」というのは、オープンガーデンのマナーがわからず、
勝手に扉を開けて庭に入ってよいものか迷ったからである。
とりあえずバラの写真を撮ることは可能と判断して、
道路側から薔薇を撮っていたが・・・
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近所の人が通りかかったので
「自由に見てもいいんですかねーー」と聞いてしまった。
これがまずかった。
「大家さんに一言声をかけたほうが・・
玄関のベルを鳴らすと案内していただけるとおもいます。
だれにも優しく案内してくれるのでみんなに喜ばれているんですよ」
と、
「ちょっと違うかなぁ」と思いつつもベルを鳴らしてしまったが・・・・
恐らくこれはマナー違反だったかも、なぜなら誰も出てこなかったから・・・・
もしかすると留守だったのかも知れませんが・・。
奥には大きなツルバラも見られた。
「こんな家が欲しい・・・・でも無理、いやバラの手入れなんて絶対無理!!」
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塀の上を越して沢山の薔薇が道路側に覗いていたり、
塀の隙間からも庭のバラが見えたり外周からも十分に鑑賞できるように配置されていました。
洋館も「バラの庭園」を前提に作られているような感じでした。
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庭にも様々な種類のバラが・・・
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それにしても手入れが行き届いたバラの庭園でした。
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結局、一般民家のオープンガーデンの見学作法がわからず、
扉の取っ手を押すことは出来ませんでした。