MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

画材調達へ

2013年03月02日 | あらかると

文章を書くにも、絵を描くにも、
もしくはあらゆる行動をするためにも、
気分が乗って来ないときは何も出来ないか、
散々な結果に終わることが多い私である。

今年は(昨年も添う思ったのだが)何か油絵の大作を描こうと、
現在カンバスのM12号(これまではF10号が最大)に挑戦中である。

で・・・
恐らく7~8年ぶりに画材道具を引き出して、
不足する絵の具を調達し、何とか描き始めたのだが・・・・
ペインティングオイルに、、
残っていたポピーオイルとテレピン油を同量混ぜたものを使っていたのだが、
乾きが遅く、薄い下塗りにも拘らず乾くまでに3日を要した。


気分が乗らないと描けない方なので、
続けて描くには3日ぐらいが限界なのに、
さらに下絵の上塗りへと進むと、乾燥するまでに1週間もかかってしまった。
もともとポピーオイルは乾燥しにくい油なのだが・・・・


こんな状態ではいつ完成するかわからない。
目標設定は4ヶ月後としたのだが、乾きに1週間も掛かってしまうと、
気力の問題で「未完成」と言う可能性も出てくる。
と言うことで
「速乾性のペインティングオイル」をNET検索。
すると、最近開発されたらしい「超速乾性・・・」があった。

画材なら新宿の「世界堂」なのだが、
印西牧の原駅近くのホームセンター「ジョイフルホンダ」にも、
満足できる画材がそろっているのでそちらへ調達にいった。
写真は印西牧の原駅前から。


目的のペインティングオイルはなかったが・・・・
油絵の具のメーカーで信頼性のあるクサカベの、
「ペインティングオイルクイックドライ」を購入。
これを使ってみたら、薄い下塗りは一日で乾いた。

前日に塗ったシャドウ部分が一日で乾き、
翌日にはハイライト部分の下塗りが出来た。
何となく絵らしくなってきたが、
海面や岩のディテールの描きこみには延べ日数で20日間ぐらい、
「やる気」の問題も含めて完成予定は3ヵ月後ぐらいかもしれない。
というか、
2時間以上の集中力を維持することはきわめて難しいのである。


巻頭の写真は印西牧の原駅ホームを通過するスカイライナー。
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