MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

桜の名所逍遥の記(4) 「上野恩賜公園」

2013年03月30日 | あらかると

上野恩賜公園は、JR上野駅の上野公園口改札口を出ると、
直ぐ目の前が上野公園となっていて、
花見で昼夜賑わう「桜並木」のある中央園路もすぐ近くにある。

桜の種類も多く、私の調べでは60種近くあったが、
公園整備などで移植されたり、自然に枯死するものもあり、
2~3年に1本近くの種類が消えている。
(荒川匂、白雪、福禄寿、子福桜、薄毛山桜など枯死)

桜といえばやはり本数の多い「染井吉野」で、
遅咲きの八重桜や霞桜系の桜に興味を示す人は少ない。

上野公園の桜を見るには、
公園口→両大師境内(八重紅枝垂・御車返し)→国立博物館庭園(江戸彼岸枝垂桜・
御衣黄・昭和桜・正福寺・御帝吉野・吉野枝垂・兼六園菊桜など)→
東照宮境内(紅彼岸)→中央園路(小松乙女・染井吉野など)→不忍池(雛菊桜・白妙・永源寺など)
がお勧めで、今回もそのように鑑賞予定だったが多少省略した。

科学博物館裏の大島桜は、やや花芯が赤くなっており、
花の終期を迎えていた。


東照宮境内からの、寛永寺五重塔。


もともと紅色の濃い「陽光」は、さらに濃くなり散り始めていた。


不忍池蓮池の東端にある「紅豊」(下の写真左の紅色)もほぼ満開で、
いつもは染井吉野の後から咲くが今年の暖かさが開花を早めているようだった。


「白妙」(下の写真)も満開で、遅咲きの「千里香」も咲き始めていた。


蓮池の東端から池之端のビル群と弁天堂(緑青色の屋根)。


巻頭の写真は中央園路の桜並木。
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