MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

春の野に世代を継ぐ蝶など

2013年03月23日 | あらかると

都心の桜が満開となり、
江戸時代からその風習が生まれたという、
「花見の酒宴」は今日がピークのようだ。

当地の桜祭りは来週の土日になるようだが、
名残の桜祭りとなりはしないかと地元民が喋っていた。

上野恩賜公園の桜の開花が気になって10年近く取材をし、
品種の解明などをし、ホームページやブログで発信していたが、
昨年で取材をやめてからというものは、
上野恩賜公園から遠のいてしまった。

ということで最近撮った写真の中から・・・・
冬眠から覚めた小動物たちの営みを。

まずは昨日国分川上流の草叢で見付けた、
キタテハの番の求愛行動。
夏場のキタテハから比べると、翅の面積は半分程度しかない。


国分川の分水川ではミドリガメが求愛中で、


別の池では蝦蟇の求愛行動である蝦蟇合戦が繰り広げられていた。

池の蝦蟇の数は30匹程度で数は少なかったが、
以前浦和の「田島が原」の池で見たときは、百匹以上が合戦をしていた。
繁殖期の蝦蟇のオスは動くものには何でも抱きつく習性があり、
野鯉に抱きついているのを見たことがある。


昨日散歩した、21世紀の森の林の中の空き地では、
咲き始めたばかりの「タチツボスミレ」で、
吸蜜する「紋黄蝶」がいた(巻頭の写真)。
時間をかけて大事そうに吸蜜していたが、
冬眠から覚めて間もない蝶だったのかもしれない。


満開のタチツボスミレ。
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