核を搭載できるB52戦略爆撃機が、
米韓合同演習に参加したというニュースが流れた。
朝鮮半島は、北朝鮮が一方的に「休戦協定」を破棄したことにより、
第2次朝鮮戦争がいつ勃発しても不思議ではない状況にあるが、
韓国との戦いは同盟国の米国との戦いにもなるので、
全面戦争にはなりえないのだが・・・・
北鮮の「韓国に核爆弾を落とすぞ」との脅しに対して、
同盟国を守る手段として「核搭載のB52を出撃させるぞ」という、
「目には目を」的な米国のデモンストレーションなのであろうが、
韓国に核爆弾を行使すると結果的に北朝鮮が消滅するのは当然で、
第2次朝鮮戦争はありえないと思われる。
ちなみに、
2015年末まで有事の際の戦時作戦統制権は米韓連合司令部が掌握する。
閑話休題
昨日、真っ青な雲ひとつない大空に、
見事な飛行機雲が現れた。
昼間の月の横に飛行機雲が現れたので撮ったのが巻頭の写真。
やがて長い飛行機雲を形成しながら、
ほぼ頭上にさしかかった。
望遠レンズ端(35mmレンズ換算450mm)で撮影。
青空に浮かぶ真白な飛行機雲。
飛行機部分を拡大するとジャンボ機で、
成田空港方向の上空を通過してきたので、
日本本土を縦断する国際線のようである。
国際線のジャンボは飛行高度が約1万メートルなので、
機体番号も航空会社も450mm相当のレンズでは写らない。
飛行雲は暫くの間直線だったが、
やがで大空に曲線の白線を作った。
自然のなせる業だが、デザイン的にも面白い。
白線のところどころが竹の節のようになっているが、
ジェットエンジンの乱れなのだろうか?
B52のニュースを知り、
もしかすると旅客機ではなくB52の可能性もと思って調べたが、
最新ジャンボは全長が76m、全幅が68.5mで胴体が長いのに対し、
B52は全長が48.5m、全幅が56.4mで主翼のほうが長く、
4機のエンジンのほかにミサイルや爆弾を搭載するため、
主翼には数個の突起があり、尾翼の後ろも長い(レーダーか?)。