MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

秋の桜と山茶花と野紺菊

2013年11月16日 | あらかると

秋桜といえばコスモスの和名だが、
今日紹介するのは先日のポタリングでであった、
秋咲の桜を・・・・・。

手賀沼大橋の袂にある「しょうなん道の駅」の隣の農地に咲いていたのが、
「十月桜」で満開状態であった(巻頭の写真も)。


大津川河口近くの手賀沼南岸の遊歩道には、
返り咲きと思われる紅色形の桜の花が数輪咲いていた。


花の根元近くには若葉を付けているので、返り咲きと判定できる。
また花の色からは、陽光や紅豊などが考えられ・・・・
花の形状は河津桜にも似ているが・・・来春には判明することだろう。


顎片などの写真も撮ったが、鋸歯の荒い見たことのないような顎片で、
顎片には鋸歯の殆どない陽光や紅豊とは異なるため、
桜図鑑などを参照したが、名前の確定は出来なかった。
葉などには密線が多く、自然交配が何度も行われた後に生まれた桜の可能性がある。

自然交配の進んだ桜は、
山桜や里桜の特徴が混じったりするのもあり、
正確に判定するためには遺伝子レベルで解明されることになる。

ちなみに、
三島市の国立遺伝学研究所には、全国から集められた260系統の桜が植えられている。
さらに、その研究所から贈られた桜が、
東京国立博物館に植栽(吉野枝垂桜など)されて居る。


山茶花もあちこちに咲いていたが、
下の写真は畑の端に植えられていたもので満開だった。


大きめの蜂が吸蜜や花粉集めをしていたが、
以外におとなしく、指を差し出したら乗ってきた。
土蜂の仲間のようだが調べてみると攻撃性の弱い「クロスズメバチ」で、
巣を叩いたりの危害を加えなければほとんど刺されることはない。
土の中に巣をつくり、
長野地方では巣に入っている幼虫を「へぼ」とよび、食用となっている。


ある田圃の畦には、田の端から端まで「ノコンギク」が列を成して咲いていた。
昨年も同じ場所で撮っているので、
農地所有者が除草剤を使わずに米を育てていることが解る。
除草剤を使っている畦は、この時期には雑草しか生えていない。


20時44分頃、当地を震源とする、
震度4(M5.4、震源の深さは約90km)の地震があった。

11月10日にも茨城県南部を震源とする、
震度5弱の地震(M5.5、震源の深さ約70km)があったばかりで、
前回も今回も棚などから物が落ちるようなことは無かったが、
1階よりも揺れの大きい8階に住んでいる私としては何気に不安である。

この周辺を震度とする地震は意外と多く、
昔から「地震の巣」とか言われており、
地震回数が多い分エネルギーの放出も多く、
大地震には成らないと言われてはいるのだが・・・・・。
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