秋桜といえばコスモスの和名だが、
今日紹介するのは先日のポタリングでであった、
秋咲の桜を・・・・・。
手賀沼大橋の袂にある「しょうなん道の駅」の隣の農地に咲いていたのが、
「十月桜」で満開状態であった(巻頭の写真も)。

大津川河口近くの手賀沼南岸の遊歩道には、
返り咲きと思われる紅色形の桜の花が数輪咲いていた。

花の根元近くには若葉を付けているので、返り咲きと判定できる。
また花の色からは、陽光や紅豊などが考えられ・・・・
花の形状は河津桜にも似ているが・・・来春には判明することだろう。

顎片などの写真も撮ったが、鋸歯の荒い見たことのないような顎片で、
顎片には鋸歯の殆どない陽光や紅豊とは異なるため、
桜図鑑などを参照したが、名前の確定は出来なかった。
葉などには密線が多く、自然交配が何度も行われた後に生まれた桜の可能性がある。
自然交配の進んだ桜は、
山桜や里桜の特徴が混じったりするのもあり、
正確に判定するためには遺伝子レベルで解明されることになる。
ちなみに、
三島市の国立遺伝学研究所には、全国から集められた260系統の桜が植えられている。
さらに、その研究所から贈られた桜が、
東京国立博物館に植栽(吉野枝垂桜など)されて居る。

山茶花もあちこちに咲いていたが、
下の写真は畑の端に植えられていたもので満開だった。

大きめの蜂が吸蜜や花粉集めをしていたが、
以外におとなしく、指を差し出したら乗ってきた。
土蜂の仲間のようだが調べてみると攻撃性の弱い「クロスズメバチ」で、
巣を叩いたりの危害を加えなければほとんど刺されることはない。
土の中に巣をつくり、
長野地方では巣に入っている幼虫を「へぼ」とよび、食用となっている。

ある田圃の畦には、田の端から端まで「ノコンギク」が列を成して咲いていた。
昨年も同じ場所で撮っているので、
農地所有者が除草剤を使わずに米を育てていることが解る。
除草剤を使っている畦は、この時期には雑草しか生えていない。

20時44分頃、当地を震源とする、
震度4(M5.4、震源の深さは約90km)の地震があった。
11月10日にも茨城県南部を震源とする、
震度5弱の地震(M5.5、震源の深さ約70km)があったばかりで、
前回も今回も棚などから物が落ちるようなことは無かったが、
1階よりも揺れの大きい8階に住んでいる私としては何気に不安である。
この周辺を震度とする地震は意外と多く、
昔から「地震の巣」とか言われており、
地震回数が多い分エネルギーの放出も多く、
大地震には成らないと言われてはいるのだが・・・・・。