MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

丹沢山塊の稜線から薄命光線

2013年11月26日 | あらかると

3日間も部屋でごろごろしていると、慢性的な筋肉痛はなくなったが、
極端な運動不足に陥ったためか、近隣をポタリングしつつ、
大町公園を散策などを含め約4時間の外出をしただけなのに、
疲労感が残った。

「ウラギンシジミ」や「翡翠」や「紅葉の美しさ」に出会うことが出来、
本来なら翡翠等の記事にする予定だったが、
夕刻から久し振りに夕焼雲が出てきて、
薄明光線が見られ、さらに珍しい山の稜線からの薄明光線が見られたので、
こちらのニュース性を優先した。

このところ雲の無い快晴の日が続いたため、
朝焼けも夕焼も写真に撮るほどではなかったが、
今日の夕刻から雲が出てきて薄明光線が見られた。


薄明光線は雲間から四方八方へと射しこむ太陽光であるが、
地上に射していると「天使の階段」、
上下左右に射していると「レンブラント光線」などと呼ばれる。
今日の光線は地上に射していたのだが、
都心のビルがシルエットとなっていることから、
光線は都心よりも西の地区に射していたものと思われる。


太陽が傾くほどに丹沢山塊系の山々が鮮明に浮き出されてきた。


薄明光線は丹沢山塊に射し始めたようで、
稜線の高低によるデティールが山肌に現れ、
重なり合う山々も確認できた(巻頭の写真・山頂の平らな山が箱根山)。


やがて山塊の稜線に沈む太陽が見られた。
太陽の光が見えるということは、太陽光も当地に届いている筈だが、
壁などを見ても肉眼で確認できるほどの光ではなかった。


都心のビル群はシルエットのまま暮れていった。
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