MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

武蔵鐙、姫蛇目、小蛇目、棕櫚の花

2014年05月08日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

最近は朝の4時ごろには明るくなっている(今日の日の出は4時43分)。

明るくなると目が覚めるようなリズムになっているので、
4時過ぎには起き、まずは観天望気。
晴れていて風も無い。
天気予報も今日は雨は降らないとのことだったので、
江戸川・水元公園行きを計画し、出来れば釣りもしようと・・・
釣りの仕掛けを作り、ご飯を焚き、昼飯用のオニギリも作った。

が・・・・
日が昇り暫くすると、風が出てきて薄雲が広がり始めた。
自転車での遠出と釣りには風は敵のようなものだから、
ネットサーフィンをしつつ様子見をしていたが、
風は更に強くなって、遠出を断念。

近くの二十一世紀の森と広場に午後から出かけたが、
やはり公園内も風は強く撮影もやや不適。
ということで、
多少風を防ぐことの出来る林間コースの遊歩道を散策。
と・・・
1枚の葉の大きさが40cmはあろうかと思われるほどの大きな葉を見つけた。


何の葉かは判らなかったが撮り終えて写真を確認しながら歩き出すと、
1対の葉しかなかったのに、茎が3本写っている。
直ぐに引き返して撮ったのが下の写真(日中シンクロ)。


この花はつい最近目黒の「自然教育園」で見たことのある花である。
しかし、葉は確認していなかったので、私にとっては新発見なのである。
植物の名前は「ムサシアブミ(武蔵鐙)」。
「21世紀の森と広場」の森の中にひっそりと咲いていたなんて・・・(巻頭の写真)

コジャノメにまた遭った。
しかも幸いなことに翅を広げて日光浴中だった。


先日は木陰の中で距離もあったため鮮明な画像を得られなかったが、
今日は太陽光の下だったため「保存レベルの写真」が撮れた。


更に別の遊歩道では、別種と思われるジャノメチョウが目の前に現れ、
遊歩道際の倒木に止まった。
2枚ほど撮って翅の閉じるのを待ったが、
人が通り過ぎたため逃げていってしまった。
模様だけでは特定が難しかったが「ヒメジャノメ」のようである。


棕櫚の花序(花の集合体)が伸張し、開花したときに見られる白い蘂のようなものが付着していた。


花序に近寄って撮ったものをピクセル等倍で確認すると、
丸々とした雄蕊が広がっていた。
棕櫚の花序は知っていたが、花の単体を見るのは今日が初めてである。

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