谷津干潟の周囲を巡る遊歩道を約6割近くを回ったが、
話を少し戻して、
谷津干潟公園で「珈琲タイム」を取っているときに、
思わぬ蝶との出会いがあった。
目の前を飛んでいる姿は一見「コミスジ」のようで、
撮影のチャンスは無いだろうと、蝶の姿を追っていると、
コミスジよりも大型でしかも数匹が舞っていた。
すると近くの植え込みに一頭が舞い降り、
続いてもう一頭が舞い降りた。
急ぎ望遠レンズを装着し、逃げられる前の「とりあえず一枚」。
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そして連写。
しかし、慌てた為か露出設定が早い動きに合っておらず、
ほとんどのシーンが手振れしていた上に、
被写体側の羽の動きなどでもブレが発生し、使い物にはならなかった。
が・・・・・
いつもの友人と撮影行する時はなぜか「幸運」なことが多く、
一頭の蝶はその場所に留まるという幸運に恵まれた。
ISO感度を上げ、標準レンズに換え撮影限界距離の23cm近くまで寄ることもできた。
黄色の複眼とその中の瞳のような黒点が面白い(巻頭の写真)。
再びもう一頭が舞い降りてきて「恋の密談」が始まった。
蝶の名前は「ゴマダラチョウ」で、私にとっては初見の蝶で、
樹液や熟した腐果実を好み、花の吸蜜には縁の無い蝶のようである。
国蝶の「オオムラサキ」と同じような環境に住み、
オオムラサキの居る場所では必ず見られるようである。
オオムラサキと同様に榎の葉などが幼虫の食草になっていて、
この日も榎の周りで数頭飛んでいるのが確認できた。
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話は谷津干潟に戻って・・・・・
季節柄かこの日谷津干潟で確認された野鳥は、
頬の白黒の境界が水平で無いことから「ウミウ」かもし知れない固体と、
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ダイサギの番(つがい)と見られる2羽と、あちこちで羽を広げていた「カワウ」ぐらいだった。
が・・・・
「野鳥愛好者」の話によると「野鳥愛好者の野鳥を見る目は並ではない」らしく、
「素人は発見できていないだけ」というのが真実のようである。
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一部干潟が現れていたが、良く見ると何かが蠢いている。
かには目視できたが、小さな巻貝は写真を拡大して発見できた。
ちなみに、下の写真の中にはピクセル等倍の元画像で見ると、
12匹の蟹が確認できた。
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下の写真の蟹は「シオマネキ」のようである。
また左側の泥に見られる穴は、二枚貝かゴカイやイソメのような生き物の棲家のようである。
時折、潮を噴き上げていたのは二枚貝の「シオフキ」では無いかと思われる。
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遊歩道の所々に「ノイバラ」が植栽されていたが、
なんとなく「谷津バラ園」が近いことを予感させる。
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