MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「雪の下」咲き始め、「山早苗」「帝大蚊」飛ぶ

2014年05月12日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

風が強く外出を諦め掛けたが、
まもなく開花するだろうと気になっていた、
「ユキノシタ(雪の下)」と「薔薇」の開花状況を取材に大町公園へ。

雪の下は咲き始めていて、
巻頭の写真が最も多く開花の確認された「ユキノシタ」

5枚の花弁の内、上の3枚は小さいが「濃紅色」の斑点が美しい。
が、
下の花だけがなぜかオレンジ色・・・これから変化していくのだろうか?
さらに、
3枚であるはずの小さい花弁が4枚あるようにも見えるのだが・・・。


鑑賞植物園の遊歩道を歩いていると、
目の前にオニヤンマのようなトンボが現れ、
風に煽られて近くに止まった。
早速撮って確認したが・・・・オニヤンマでは無いし、
季節的にオニヤンマの可能性は低い。

「サナエトンボ(早苗蜻蛉)」の仲間で大型の「ヤマサナエ(山早苗)」と確認できた。
サナエトンボは田植えの後の早苗の時期に現れるため、
この時期に見られるようだが、数は減っているようであるの


次は、雑草に止まっていた「ミカドガガンボ(帝大蚊)」
日本最大のガガンボで、データとしては体長が8cm以上とあったが、
この個体は、10cm近くあったのではないかと思う。


頭部はまるでエイリアンのようで強そうだが、
捕まえたら折れそうな華奢な長い脚が、か弱さを感じさせる。
強風に煽られて、懸命に草にしがみ付いていたが、
もし飛び立っていたら損傷を受けていたことだろう。


大町公園では以前から目撃しているがなかなか撮る事ができず、
全身を捉えたのは始めてである。
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