MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

散り桜に遊ぶ黄立羽

2015年04月07日 | あらかると

昨日の近隣ポタリングで、
畑一面が散り桜で覆われていた光景に出会った。
句材(発句の材料・題材)になりそうなので、
立ち止まって写真を撮っていたところ、
蝶が飛び立って周辺を飛び回っていた。

白い花弁の光景を背景にして飛んでいるため、
視認中何度も見失ったが、やがて10m程先に舞い降りた。
下の写真の黄色の円の中。キタテハだった。


が・・・じっとはしておらず再び飛び立ち、
草叢と化した隣の畑の蒲公英付近に舞い降りたが、
吸蜜するでもなく数秒止まって又飛び立った。
そのまま周辺を飛び回っていたが、
今度は私から5m程先に舞い降り、日光浴を始めた。


20秒ほど翅を広げていたがやがて飛び立ち、
今度は3m程前でこちら向きで止まった。
その姿は「何しているの?」とか、
「いつまでそんなことをしているの?」とか云われているようで、
ふと我に返ると、20分以上も現場で蝶を追っていたことに気付いた。


大町公園では山桜が散りを急いでおり、
遊歩道の近くを流れる湧水路に花筏となって、
「最後の美」を演出していた。
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