夜明け時には青空も見られたものの朝から曇っていて、
天気予報に寄れば、午後から「雨」とのことだった。
雨が降るとカメラ撮影には不向きで、当然外出も取りやめた。
が・・・・・
一日中、今にも振り出しそうな曇り空だったものの、
20時30分現在、当地では一滴の雨も降っていない。
と言うことで、
昨日散歩に行った「21世紀の森と広場」で撮った花を紹介。
巻頭の写真は「枳殻(からたち)の花」
枝が濃緑なので、白い花は鮮烈さを持って目に入ってくる。
歌謡曲などにも歌われているが、
異性を意識し始めた頃に聞いた島倉千代子の「からたち日記」は、
この花を見ると脳裏に曲調が浮かんでくるほどヒットしたのである。
「花梨(かりん)の花」
花梨の実ははちみつ漬けなどで楽しんだことはあるが、
花梨の花を見たのは今年が初めてで、
花の名前を調べているときに「花梨の花」であることを知った。
更に調べてみると、
柏原芳恵のヒット曲「花梨」が、谷村新司の作詞作曲だと言うことも先ほど知った。
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「鬼胡桃(おにぐるみ)の花」
21世紀の森では毎年実っているが、落下した実を見たことは無い。
他の公園の鬼胡桃は、熟す前に採取されていることが多いが、
その実を好む動物でも生息しているのだろうか?
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「菊桃」
花桃の一種で、満開の期間が意外と長い。。
花桃の特徴として実が小さい為、食用には不向きだが、
果実種などにしての利用は出来るようである。
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「接骨木(にわとこ)の花」
白く反り返っているのが花弁で、その上に雄蕊が開き、赤茶色が雌蕊。
蕾のうちは山菜として食用となり、花はシロップ付けにしてその香りを楽しむことが出来、
暗赤色に熟した実は、果実酒として利用できる。
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「蓮華畑」
蓮華の花も満開だったが、昨年は同じ場所で稲が栽培されており、
今年も稲を植えるとなると、まもなくこの景色も消えてしまう。
田に蓮華を植えるのは、雑草を生やさないためとそのまま耕して肥料にする為で、
昔の田舎ではあちこちで見ることの出来た「春の風物詩」だった。
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「笠菅の花」
菅笠の材料になるためにこの名前が付けられているらしい。
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「次郎坊延胡索(ジロボウエンゴサク)」
最初はムラサキケマンかなと思っていたが、
「ジロボウエンゴサク」の名札がついていた。
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晴れたらフィールドに出て、様々な春の息吹を撮りたいが、
天気はなかなか安定してくれない。