MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「光る若葉」と「春雷」と「澄んだ夜空の星とスカイツリー」

2015年04月15日 | あらかると

13、14日と雨が続き3日ぶりの晴れとなった。
芽生えてきた木々の黄緑が朝日に輝いていた(巻頭の写真・5時55分撮影)が、
やはり桜の時期や新緑の時期には朝日と青空が良く似合う。

朝から快晴に恵まれたものの、南風がやや強く、
天気予報も午後からは寒気の影響で突風や雷雨があるという。
風が強く、荒れ模様の天気が予報されているなかを、
カメラを持って外出するのは危険が伴うので、
結局は3日目のインドアな時を過ごすことになった。

風に流れる雲や新緑が面白く、
時折ベランダに出て観天望気しつつの撮影をしていたが、
今日ほどめまぐるしく変わった天気も珍しい。

「10時23分撮影」
地上は南風が強かったものの、
上空の雲は綿雲のごとくゆっくりと流れていた。


「11時20分撮影」
昼食用のおかずなどを調達するため近くのスーパーへ。
北側の空は絹雲が多く、上空も風は強そうである。


「11時28分撮影」
調理場から何気に外を眺めると、天空に虹が掛っていた。
環水平アークのようであるが、太陽の暈の一部のようでも有る。
この頃には上空の雲の流れも速くなり、天空の虹は1分後には消えてしまった。


当地の天気予報では15時には雨の予報となっていたが、
その時間帯は快晴であり、怪しげな雲が広がってきたのは17時過ぎ頃で、
下の写真は「17時14分撮影」のもの。
この後一気に雲が広がってきたのである。


「17時23分撮影」
上記の写真から僅か9分後の空である。


上空が雲で覆われ、17時40分過ぎには新たな雲が湧いてきた。
雲で覆われてしまうと写真的な面白さがなくなり、
風向きも変わりやや冷え込んできたため、
今日の撮影はこれが最後となる予定だった。


ところが18時25分ごろ突然の雷鳴が轟いた。
室内の電気を全て切り、PCも電源を落とし、
LANコードや磁気デスクのコネクターなども取り外して、
ベランダに出てみると驟雨となっていた。
強烈だった雷鳴は2回で終わってしまい、春雷らしい儚さだった。
「18時27分撮影」


約一時間後に外の様子を探ると上空はすでに晴れており、
星も見える程に空気も澄み切っていた。
「19時50分撮影」


一日中霞んでいた「東京スカイツリー」も、
雷雨で空気中の塵がなくなり、真冬のような透明感で輝いていた。
「19時51分撮影」
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