MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「江戸川の菜花」と「亀有香取神社の両さん」と「亀有アリオ」

2015年04月10日 | あらかると

久し振りに千代田線に乗り都内の亀有に行く事になったので、
4月2日に江戸川のポタリングで見た常磐線鉄橋近くの菜花を、
電車の中から撮った。

電車のドア付近に立って、コンパクトデジカメで目測で撮っているので、
電車の走りによるブレがあるが、何とか雰囲気だけは撮る事が出来た。
が・・・・
最近の電車の通勤風景と言えば、携帯やスマートフォンで、
ゲームや情報収集に集中している人が殆どで、
春の長閑な景色を楽しむような雰囲気はそこの空間にはなかった。


下の写真は2日に撮ったほぼ満開の菜花の土手と通勤電車。


JR亀有駅に下りるのは初めてだった。
数十年前、兄が日立製作所亀有工場に勤務していたので、
「亀有」の名前は、中学時代から知っていたが、
その日立製作所も昭和49年に操業を終え今はない。

亀有に来た主目的は亀有アリオMOVIXで上映中の、
「ジヌよさらば ~かむろば村へ~」を鑑賞するためで、
その原作漫画の物語を知る友人に誘われたのである。

いつものことなのだが、初めての土地は「おのぼりさん」状態となって、
慣れた街を歩く数十倍の目の動きをして情報を収集し、
それを分析しながら逍遥を楽しむのである。

イトーヨーカドー亀有アリオ施設のビルが見えて来ると共に、
余り見ることのない露天エスカレータの動いている歩道橋を発見した。


しかし、われわれの進行方向とは道路を挟んで反対側だった。
が・・・こちら側にはエレベーターが設置されていて、
誘客を考えた施設作りの見事さには感心してしまった。

アリオ内の作りは「イオンレイクタウン」や「ららぽーと船橋」と同じようで、
写真だけを並べられたら、区別がつかないほどであった。


エレベーターで昇ってアリオに向かう歩道橋の左側には、
巻頭の写真の、亀有の鎮守「亀有 香取神社」が見えていたが、
歩道橋の上から、丸見えと言う神社も余り見たことがない。

映画のチケットを手に入れ、上映までに30分近くあったので、
缶コーヒーを手に入れ、「亀有 香取神社」境内でコーヒータイム。

境内に入ると直ぐに目に付いたのが「両さん像」。
「両さん」と言えば、
秋本治の漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公で、
スマップの香取慎吾が主演して映画にもなるなど余りにも有名で、
亀有駅西口を出るとすぐ目の前に銅像がある。

香取神社境内の両さん像は、下の写真右側の説明版に寄れば、
「少年よあの星を目指せ!両さん像」と名付けられ、
これからの未来を創る子供達に、どんな時も両さんのように明るく元気に、
夢を持って歩んで欲しいとの願いが込められていた。


さらに、神社の由緒の書かれた看板には、
「亀有」の元の地名が「下総国葛西御厨亀無村」だったことが記されている。
しかし、
この地名では「無し」に通じて縁起が悪いとされ、
江戸時代初期の1644年頃に現在の「亀有」に改められたのだという。
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