昨日の「21世紀の森と広場」散歩では、
珍しい「蝮草(マムシグサ)」の花を見ることが出来た(巻頭の写真)。
写真から判るように、茎は薄い皮で覆われており、
その色模様がまるで蛇の抜け殻のようである。
苞(仏炎苞)はやがて紫色に変化するようであるが、
全草が有毒で、特に球根はその毒性が強く、
その汁に触れただけで炎症を起こすという。
下の写真は同じ場所で昨年9月12日に撮影したトウモロコシ状の果実。
「蓮華草」
蓮華草が満開状態で、様々な花虻や蜜蜂が吸蜜していた。
ただ花虻などが花に止まると、虫の重さで花が傾くため、
良いアングルが取れず、虫たちの写真は撮ることが出来なかった。
「蓮華草の果実」
すでにマメ科のようなサヤ状の実をつけていたものもあった。
「蓮華草・白詰草・地縛り・茅花」
湿田の傍らでは、蓮華草、白詰草、地縛り、茅、の花が混在して咲いていた。
(茅の花は普通は茅花=ツバナと呼ばれることがおおい)
「ポピー」
ポピー畑ではポピーが数輪咲き始めていた。
「酸模(スカンポ)の花」
野草園ではスカンポが咲いていたが、
肉眼では見えないほどの小さな花で、マクロ撮影して何とか確認できた。
小さな花はまるで珊瑚虫のようである。
明日から始まるゴールデンウィーク、
すでに各地にある国際空港は混み合って居ると言う。
この時期、海外の観光地は日本人が多くなるので、
判らないことは現地人に聞くよりも、日本人に聞いたほうが早いことがある。