知人から、パソコンの修理依頼が来ました。
不具合内容は、「電源スイッチを押してもパソコンが起動しない」です。
メーカは富士通でデスクトップ、core2Duoで結構前の機種です。
電源が入らないので、まずは、デスクトップの外側のカバーを外し、
電源スイッチの部分を点検しました。
表の電源スイッチの部分
表の電源スイッチを押すと、下の写真のように棒状の突起が出ます。
赤丸部分
飛び出した突起の部分が、下の赤枠で囲った部分に入り
スイッチングし電源が入ります。
ところが、スイッチを押しても、電源がはいりません。
CPUファンは回りません
配線を確認したところ、受け側には2本の線がM/Bに配線されています。
試しに、受け側の部分(赤枠)をショートしました。
CPUファンは回転しました
電源が入り、起動しました。
原因は、
突起の部分か受け側の部分かどちからにショートするための
部品が無いためです。多分、無くなってしまったと思われます。
(スイッチの周辺にはそれらしき物はありませんでした)
原因が分かれば、ショートさせればいいので、とりあえず、
受け側の中に入る大きさのネジを付けてみました。
赤丸部分
ちなみに、ネジの頭の部分を平らにヤスリをいれました。
カバーを戻して、電源が入るか確認し、無事電源が入り、パソコンが起動しました。
ネジ1つで修理が完了しました。
とっても分かりやすい解説で感心してしまいます。
ネジ1本で代用・・それも平たく削って・・いやーお見事です。
私は最近93年製のラジカセをいじりました。
いつもは災害に備え、時々ラジオを聴いている(ラジオ機能確認)だけで、カセットは動かしませんでした。
先日、家内が「このカセットテープ、まだ使えるのかなあ」と数本持ってきたので、試しに動かしてみたところ、なんと、ちゃんと聴こえるではありませんか。びっくりしました。ところが、テープをいくつか取り替えているうちにピタッと止まってしまい、うーっとモーターが回ってる音のみとなってしまいました。
カバーを外してカセット部を覗いたら、細いベルトがモーターから外れてました。埃を取り払いベルトをかけ直したら、うまく動くようになりました。
昔のものですが、まだまだ使えてうれしくなりました。