今日の1枚。
鳥渡る 2016・11 伊坂ダムにて
鳥渡る・小鳥来る・鳥雲(てううん)
生きることまだまだ愉し小鳥来る 藤崎久を
空を飛べる鳥がうらやましいこと。
さて、そろそろ、赤米の季節でしょ。
昨日、同級生の農業ボーイに尋ねてみたら
1週間前に幟と看板を設置してきたばかりとのこと。
お疲れ様です。
今朝のメールには7分くらいの穂が出ている写真が添付してくれてあった。
さ来週くらいが見ごろだとか。それまでに各TVにアポを取ってみるとのこと。
頑張っていますね、営農組合さん。
さてさて、昨日、こんな情報をいただきました。
私の俳句のことを知っている人からです。
プレバトの夏井いつきさんのことが載っていたからと。
つい先日もプレバトのことを書いたばかり。
歯に衣着せぬ物言いで素人にも解かりやすい解説をしてくださる。
元、中学の教師、それも国語を教えていらした方だから、
知識に基づいた日本語は勿論のこと、俳句の奥深さやテクニックなどを熱弁。
いや、夏弁、しいては夏井節とでも言うのでしょうか。
「俳句を知ると、人生に起こる全てを面白がれるようになります。」
とおっしゃっています。
本当にその通りなんです^^v
特に、人事俳句が多い私なのだからまさにそう思いました。
俳句は「自分史」と思っている私。
短いたった17文字で自分史の一こまを表現できるのです。
勿論、俳句は季語あっての17文字ですから、例えば5文字で季語を斡旋したとして、
あと12文字で人生の一こまを書くのですから、いえ、書くことが出来るのですよね。
あれもこれも言いたいのを端折って端折って我慢して17文字で仕上げる^^;
それにはどれだけの季語の助けが必要か、季語の持つ意味を理解できるか、
理解しようとするか、です。
歳時記の中の例句を見ているだけでも愉しです。
俳句なんて暇とお金のある道楽者のやるもの。
そんなものに興味は絶対持たないから私を誘わないで。
俳句をたしなむきっかけを作った友人にはっきりそう言いたかった。
その友人は私の生い立ち成り立ちを全て知っているし、
同じ養女という共通点もあり、親に対する懺悔もあるが、
誰にも話すことは出来ないというので私は詮索もしない。
もう1歩踏み込めば明かしたかもしれないけど。
聞いて欲しかったのかも知れないけど止めた。
書くことは嫌いじゃない。
実際エッセイにも入選した。それは私の家族の歴史のような内容。
「希望を持って生きていればふさわしい時期にふさわしい形で与えらえることがある」
そういうことを伝えたかった。
でも、そのことは直接一言も書いていない。
それは読み手がそう感じてもらえるように状況を書いただけのこと。
私は立派な言葉を発しないのがモットーだから。
原稿用紙に向かってへとへとに疲れたのを思い出す。
それでもまだ書き足りない。そして、色々なことに対する「意地」もあった。
夏井さんの意地とはまた全然違う、「意地」があったのです。
あ、「一つだけ」共通点がありますけどね。
夏井さんのあの語り口、ああ、爽快です^^♪
生きざまも^^v
☆ 空蝉となるべく脚を定めけり
☆ さっきまで音でありたる霰かな
☆ 遺失物係の窓のヒヤシンス
私が松山に住んでいたら、速、「いつき組」に入会させていただいてます^^♪