makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

山桜満開と馬酔木の花

2021-03-21 | 日記

♪♪・・・

イヌナシの花を撮りにゆく途中の径にはいつもこんな景が。ドキッとするけどね。マムシに注意って書かれた看板も相まって。でも、気になって撮ってしまう。アスペクト1:1にして。

これを撮っていると、不意に後ろから「鳥を撮っているのですか?」とワイシャツを着た近くの工場の事務職の人かな、に声をかけられた。そう、囀りも春の陽気に誘われてか随分賑やかだったから。こんな根っこを撮っているとは思わなかったのでしょうね^^♪ 

で、途中には藪椿が三か所に植えられていて。どれも散っていた。もっと早ければ地面に敷き詰められた落ち椿も綺麗だったのにと。

そうこうしていたら、さっきの Y シャツの人が、戻ってきて、「もう満開ですよ!」と言うではありませんか。えっ!?・・イヌナシが?「ありがとうございます!」とかえしながら先を急ぐと。

満開とまではいかないけど、遠目には満開のようにも見えなくはないわね。根っこをとっているものだから教えてくださったのでしょうね。

で、昨日載せたイヌナシの花の木に忙しく枝渡りをしていた鳥は、fukurouさん、mamekichiさんのコメントで教えていただいて、ジョウビタキの♀、ジョビ姫だと判明  ^^ ♪

渡り鳥だそうで、スズメにも満たない小さな体で渡りをすんだね。逞しいわ、無事に渡れますように^^v

で、満開って言ってたけど、その満開は山桜だったのだ。

小さく映っているのは水鳥だけど、コラボは上手くいかなかった。そこそこにして進んでゆくと、バシャン、バタ、と水鳥が慌てて池に飛び込んだ?と思いきや、結構な数のカメが甲羅干しをしていたようだが、案外、臆病なのね、って、そんなに私の足音に驚く^^?

次々に飛び込む音がして、よくよく見ると、鼻呼吸してるわ。カメって、両性類とばかり思っていたけど、爬虫類なんだ。なんだ、蛇の仲間か・・^^;

径を進んでゆくうち、マスクの中にも何だか良い香りが漂ってくる、何の花・ 沈丁花?でもないし・・。

馬酔木の花だった。固まって咲いているんで香りもぐんと増して。この花の前は O お父さんから教わった名前。やはり、早春の径で教えて貰った花の名。字は知らなかったけど、後に学んでその字の持つ意味から毒性だと知った。馬が酔う。

故郷はすっかり様変わりもしてもう観ることは出来ないかも。裏の裏のおばさんの家に続く径にさいていたことを思い出す。

裏の裏のおばさんは、ゴリラみたいな人だったけど、優しいおばさんだった。

K お母さんが亡くなったのは忘れもしない、小学1年生になって初めての運動会の日。そのおばさんが私を家まで連れて送ってくれた。自分のお子さんの競技を観ないままのことだった。

この馬酔木の花は O お父さん、K お母さん、裏の裏のおばさんを思い出す。

切ない花。