goo毎日絵日記

毎日の絵日記。空気描き、その日その時の雑感。

冬きて「夏の残党」は

2012-12-08 14:59:22 | 日記

今日は

3時前、陽差しは出ているですが初雪です。

午前は急な外仕事用事、しかし十一時に比叡風時雨。外しごとなんぞやってられない。いまにも白いものが混じるのではないかという意気。

わたしに取って、この一周かの立て続けの冬らしいできごとで、ようやく小物入れの整理箱の夏の引出を抜き出すことができたとういう思い。

八月の末体調を崩し、九月のジットリした残暑といえぬ暑さに這々の体ですごし、十月もなかばに今年の夏前にいつもは誇らしげに大きな黒揚羽を呼び寄せる薊が咲くことがなかった薊が紫の花の蕾を擡げ初めていたのです。でも台風や強い雨に叩かれて首を擡げたまま、それでも徐々に花咲こうとしていました。

私と同じで夏にめげて「アカンやろな!」と思いつつ日々。

わたしは「ロマンの残党」という小説?の題名を思い出し「夏の残党」とづけました。

ようよう咲いたのに気付いたのは十一月の四日。丈もひくく、寄ること能わずという剣突・棘葉をまとい、塔の高く煌びやかに紫の女王として君臨する姿はありませんでした。まだこの頃は夏の残滓を残し蜂トンボと、日中の気温良き時には彼等も飛び交い謳歌。

しきりにクマンバチがアタック。

 

そして秋と夏が混在していたのが、急に秋めき冬めき、萎れ枯れたのですが。

霜打ち枯れてもなお綿毛として「夏の残党」は雪の木枯らしに乗る用意を

コメント (1)
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