萬望工房

~気ままにフヨフヨ~

映画『墨攻』

2007年02月07日 | 芸術
先日の「世界不思議発見」を見て知りました。
紀元前の中国の思想家「墨子」の映画です。

時代はまさに興味のある春秋戦国時代。
大好きな小説家の宮城谷昌光さんの舞台でよく使われる時代です。
さまざまな思想を持った人たちが、自分たちの信念に沿って行動し活躍したといわれます。
その中で、孔子の儒教に対して行動した墨子の弟子たち。
その一人の活躍を描いた作品です。
今回は全く内容を知らずに観たので、初めから終りまでドキドキ。
主役がアンディ・ラウということも知りませんでした。

守ることで戦争を回避させたい墨家と、多勢を率いる将軍との駆け引き。
また、さまざまな戦法や複雑な心理作戦など。
墨家たちは篭城をするために、科学技術も持っていたとのことで
攻めてくる敵兵をいかに防ぐか。
戦い方にも驚く工夫がありました。

ただし、全編を通して訴えたかったのは、やはり戦争の無益さでしょうか。
どちらにも多くの死者を出し、悲しみが蔓延していました。

戦争は無い方がやはりいいなと思いました。

役者では弓の隊長がかっこよかったです。
あと敵ながら将軍も良かった。
久しぶりに見ごたえのあった作品でした。





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