漬け丼

マグロが高くなる前に食べておかないといけないと思い…
漬け丼を作りました。

漬け丼の「たれ」は知り合いの方から教えてもらいました。この方は、食べ歩きの達人で、食通で、料理もとてもお上手です。一家の料理長でしたが、お孫さんが大学進学で下宿となったのを機に現役？を退き、今はご主人と二人の食卓です。お孫さんが帰るたびに「おばあちゃんの漬け丼が食べたい」というくらい人気の漬け丼です。

時々お会いする時は、必ずこの「たれ」を持ってきてくださいます。

みりん200cc、だし醤油50cc、たまり醤油150ccを使用します。
作り方は、みりんを煮切り、だし醤油とたまり醤油を加え、沸騰寸前に火を止めて「あく」を取ります。冷ましてビンに入れれば1カ月位保存がききます。

今までは、みりんと醤油を合わせて、マグロを漬けこんでいました。これだとマグロに「たれ」が馴染まないというか、さらっとしてしまいます。刺身に醤油をつける時の醤油と刺身醬油の違いといえば良いでしょうか。

この「たれ」にマグロを漬け込みます。お好みで「たれ」にわさびを溶いて、マグロを漬けても良いです。安いマグロでも漬けこむと美味しくなります。今日は厚切りですが、もう少し薄くします。厚さの加減はお好みで調節してください。

大葉は必須、後ネギ、ごま、海苔などはお好みで。このために私はベランダで大葉を作っています。毎年、自然に生えてくるので、今年も期待しています。大葉は消毒がきついと聞きますから、できれば自作したいですね。

この「たれ」で茹でた三つ葉を和えても美味しいですよ。三つ葉とちょっと甘めの「たれ」がとてもマッチします。知り合いの方はホウレンソウのお浸しもこの「たれ」を使うそうです。