イタリアンスパゲティ

スパゲティを作りました。イタリアンスパゲティといいます。またの名を「イタスパ」と言います。我が家でスパゲティといえばコレです。今となると代表的な名古屋めしです。

半世紀近く前、喫茶店でスパゲティといえばコレです。現在も古くからある喫茶店ではこれが多いと思います。

作り方は、ウィンナ、ピーマン、玉ねぎとスパゲティを炒め、塩、コショウで味を調え、ケチャップで味付けします。
卵に牛乳少々を加えて溶き、熱した鉄板の上に流し、その上に先のスパゲティを盛ります。
粉チーズとタバスコ、好みでソースをかけて食べます。ソースの甘みがケチャップを引き立てます。ケチャップは、ちょっと強火で水分を飛ばすくらいにすると美味しいです。

鉄板にスパゲティをのせ、後から溶き玉子を流す人もありますが、私はしっかり焼けた卵が好きなので、先に卵をひきます。

スパゲッティは今流の細い麺ではなく、お店で売っている中で一番太い物を買います。今回は2.2mmでした。

以前は赤いウィンナが主流でした。今ほど着色、着色と言わなかった時代です。

この他カレーをかけたカレースパゲッティ、ミートソースをかけたミートスパゲティなど、鉄板にひいた玉子との調和が、味をまろやかにしていました。

鉄板の代わりに、フライパンで応用しても良いと思います。

今でもあるかどうかわかりませんが、ソーレと言うスパゲティ屋さんがありました。そこは鉄板ではなく、大皿でスパゲティを出していました。

現在たくさんのスパゲティ店ができました。どの店もスパゲティをお皿で提供しているのを見ると、お客さんにはお皿の方が受け入れられたということでしょうか？それとも具材が、お皿向きだということでしょうか？

出かけた先で、陳列棚にイタリアンスパゲティを見つけると、とても懐かしくなります。

私は、ソーレの大皿の柄がとても気に入ったので、コーヒーカップとして愛用していました。その柄も20年で廃番になり、とても残念に思っています。