8月15日 みんな集まりました。
初盆で叔父ちゃんが黄泉の国から帰って来ているのです。
福岡の弟の息子、娘の家族、そして、我が家の長女、長男、次男の家族も、みーんなで27人集まりました。
従兄弟 ふた従兄弟 そのうち 子供が 最年少は生後9ヵ月、最年長は我が家の初孫、中学2年生のお兄ちゃん、
この集まりが賑やかで 面白いこと 面白いこと。
ガオーノおじちゃんの為に みーんな集まりました。。
雨の降る15日 の 夕方 お墓参りの頃は雨が上がり 提灯に明かりを灯し 花火をして
雨の多い一日だったので お墓参りの人々が例年になく 少なかったですね。
用意された精霊舟 極楽丸に提灯の灯がきれいに燈されました。
極楽丸の 船長はガオーのおじちゃん
15日午後9時頃 いよいよ 西方極楽浄土へ帰る時が来ました。
嫁ちゃんはたくさんのお土産を持たせていました。
義弟(弟)の2人の息子、その友人、町内の人々、甥っ子、姪っ子、それぞれの連れ合いも。
賑やかに見送ろうとたくさんの花火を準備して、
高く担う精霊舟の通る道
お盆の当日は 怪我人、事故のないように、電線に触れないように、高木に触れないように 、
用心深い我が家の父さんは、明るい時に下見をするように弟の二人の息子に言っていました。
精霊流しの総監督は弟の長男、舟の殿(しんがり)を次男に任せ、
出発の鐘を鳴らして 「ドーイ ドーイ なんまいだー ナンマイダー」精霊流しのはじまりです 。
8人の若人が担いで、又、交代要員も一緒にあっという間に家を後にしました。
以前住んでいた 自宅付近へと通過して、そのまま海岸へと、
海岸では 精霊舟を載せて 海上を 回る船が待っていてくれました。
精霊舟を載せた船は 見送りの人々に別れを惜しむかのように 近場の海上を2回り程して 遠く沖合へと進ん行きました。
船上には たくさんの花火で賑やかに おじちゃんを見送ろうと、甥っ子たちが 一緒に乗船していきました。
いよいよ、ガオーノおじちゃん、じーちゃん、ばーちゃん、ひとっちゃんが黄泉の国へと帰っていきます。
こちらの事は 心配しないでくださいねー。
残された 家族の安泰を お守りなされませー。
私の小さいころの精霊流しとは 随分変わりましたが、 今でも 船上に精霊船を載せて 沖へ行くのは変わりないですね。
今では環境問題がありますので、精霊舟をそのまま海に流すと言う訳には いきませんね・・・・・・・・・。
15日の夜は 初盆のお家の家族親戚の人々で、 賑やかな、賑やかな海の辺でした。
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