三     九

いつも ありがとう

四国巡礼2-3

2010-09-30 22:43:31 | 八十八ヶ所巡り
9月20日 

朝食を済ませ午前8時ごろ出発です。

本日も 車遍路  一生懸命、お勤めします。

次の札所は宿から約2時間の走行です。



四十三番札所 明石寺

御本尊様・・・千手観世音菩薩

御真言・・・ おん ばざら たらま きりく そわか


 ↓(25分 14,5キロ)


四十二番札所 仏木寺

御本尊様・・・大日如来

御真言・・・ おん あびらうんけん ばざらだとばん


 ↓(8分 3,6キロ)



四十一番札所 龍光寺 

御本尊様・・・十一面観世音菩薩

御真言・・・ おん まか きやろにきや そわか


龍光寺には孔雀明王と 孔雀の上に乗っておられる金色の珍しい仏様がおいででした。

内陣めぐりの本を勧めて下さった お方に教えて頂いていました。

お力のある仏様と・・・・いろいろと教えて頂きました。


本堂と大師堂に参拝を済ませ、

是非 孔雀明王にお参りさせて頂きたいと思って 納経所でお尋ねしました。

大師堂におられると言う事でしたが、お参りした時は 全く気付きませんでした。

改めて お堂を見ますと 外からですが、真近に 見る事が出来ました。

「金色に輝いてきれいねー」

「きれいやなー」

写真集で見た孔雀明王と 全く同じで 、とーってもきれいな きれいな孔雀明王のお姿を拝ませて頂きました。

「よかったねー」二人して喜びました。 

こうして 今回の四国巡礼2-3 

無事に八十八ヶ所巡り今回は19ヶ寺の区切り打ちとなりました。

四国巡礼 お勤めを済ませた後、「さあ、次の札所へ」と 向かう時の気持ちは

すべてにありがとうと 感謝の気持ちでいっぱいになります。

龍光寺を最後のお勤めとして、いい旅が益々いい締めくくりとなり広島へ走行です。 

おだいっさ~ん ありがとうござまーす。



9月も今日まで

明日から10月 

穏やかないい月でありますよ~~~に


いい夢をみましょうねー、おやすみなさ~い       

四国巡礼2-3

2010-09-29 22:45:12 | 八十八ヶ所巡り
今回の巡礼は 衛門三郎さんにご縁があったように思われます。

四十八番札所 西林寺から 5.3キロ離れた 

四十七番札所 八坂寺へと向けて走行している時の事でした。

駐車場には何台が車が入っていて、一台分のスペースがあり、よかったー。

八坂寺に着いた。

夫も私も そう思いました。


ところが、そのお寺は 

番外二十番札所の一ヶ寺  文殊院 徳盛寺でした(写真)

御本尊様・・・地蔵菩薩

御真言・・・ おん まかかび さんまえい そわか


今まで 番外札所には一度も お参りしたことはありませんでした。

遍路の元祖と言われる 衛門三郎さんの菩提寺で 彼の私宅跡ともいわれる所です。

「石手寺縁起」「阿波焼山寺伝説」に詳細に記述されているそうです。

偶然にも、衛門三郎さんんゆかりのお寺にお参りさせてもらう事が出来ました。

車に乗って カーナビを見ると八坂寺まで あと1キロ弱ありました。

四国遍路発祥の地と言われる徳盛寺へ スーと駐車場に入ったのを今でも覚えています。

不思議な出来事でした。



四十七番札所 八坂寺

御本尊様・・・阿弥陀如来

御真言・・・ おん あみりた ていせいから うん


 ↓ (3分 1.1キロ)


四十六番札所 浄瑠璃寺

御本尊様・・・薬師如来

御真言・・・ おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


 ↓ (50分 30キロ)


四十五番札所 岩谷寺

御本尊様・・・不動明王

御真言・・・ なうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしやだ

                       そわたや うん たらた かんまん


駐車場から 歩いて 20~30分ほど 細い参道を登ります。

1巡目の時、参道の山道 周りの森林 酸性雨の影響?と 心配になる程、荒れていた記憶があります。

手を入れて下さっていました。

よかったー。そう思いながら 細い山道を ふうふう言いながら 登りました。

金剛杖がとても頼りになります。


男性の方が 途中休憩をされていました。

「3度目です、車で来てもここが一番しんどいです」と

岩谷寺の境内と細い参道で、たくさんのお遍路さんに会いました。


 ↓ (15分 11キロ)


四十四番札所 大宝寺

御本尊様・・・十一面観世音菩薩

御真言・・・ おん まか きやろにきや そわか


19日も一日 無事 巡る事が出来ました。

3日連休 中日は七ヶ寺の参拝です。


近くの国民宿舎に お世話になりました。

大きな岩風呂温泉に入って ゆっくり休みます。



本日も ご訪問ありがとうございます。

おやすみなさ~い   


四国巡礼2-3

2010-09-28 21:18:09 | 八十八ヶ所巡り
9月19日 

お天気晴れ 

五十番札所 繁多寺からです。


もう駐車場には何台もの車が出入りしています。

「今日も一日頑張りましょー」

山門に入って 鐘楼を突きます。

周りに民家が多い所は突けないようになっている所もあります。

「お参りさせてもらいに来ました」と

先ずご挨拶したいので、お賽銭箱が置いておる所は突ける様ですので、
確認して 必ず突かせて頂きます。

 「ご~~~~~~~~~ん」

 「ご~~~~~~~~~ん」

「いいーおとね~」余韻を感じながら 

今から 「お参りさせて頂きます」と手を合わせます。


五十番札所 繁多寺

御本尊様・・・薬師如来

御真言・・・ おん ころころ せんだり まとうぎ そわか 

若いお遍路さん ご夫婦のお遍路さん 友達同士?のお遍路さん 

朝早いけど たくさんのお遍路さんに会います。


  ↓ (8分 2.8キロ)


四十九番札所 浄土寺

御本尊様・・・釈迦如来

御真言・・・ なうまくさんまんだ ぼだなんぼく


  ↓ (10分 3キロ)

四十八番札所 西林寺

御本尊様・・・十一面観世音菩薩

御真言・・・ おん まか きゃろにきや そわか


 
山門に入って一礼して、 手を洗い、 鐘楼を突き 

本堂へ  ろうそくを燈し お線香を焚き 納め札を入れ お賽銭を入れ

他の参拝者に邪魔にならないように左右どちらかに立って、 


お経さんを唱えます。

合掌礼拝・開経偈(1篇)・懺悔文(1篇)・三帰(1篇)・三きょう(1篇)・十善戒(1篇)・発菩提心真言(3遍)

三昧耶戒真言(3遍)・般若心経(1篇)御真言(3遍)(各お寺で違いますので本堂の正面に書いてあります)

光明真言(3遍)・御宝号(3遍)・回向文(1篇) ここまで声を出して唱えます。
   

 御先祖様に感謝と 今、生かして頂くことに感謝し、家内安泰と子孫繁栄を

念じ、本堂でのお勤め終了となります。

次 大師堂へ行き 御真言以外 みんな同じように唱えます。

声を出して唱えると身体にいいでしょうね。


お経さんを夫と同じように順調に唱えます。

いーっぱい息をすってー お経さんを始めます。

 頑張りますが・・・・・・先に息継ぎをするのが 必ず私です。

こうして一ヶ寺のお勤め終了して 爽やかな気持ちになって次の札所へと走行します。


写真は 朝一番の繁多寺です。

奥の山の緑と本堂がとてもいいー感じです。



四十八番 西林寺から 

次、四十七番札所 八坂寺の電話番号をカーナビにセットして西林寺を出発しました。
  
それなのに・・・・・。

今日も長くなりました。 

この後は 又、あした。

いつもいつも ご訪問ありがとうございます 感謝です。

おやすみなさ~い

四国巡礼2-3

2010-09-27 23:16:44 | 八十八ヶ所巡り
五十一番札所 石手寺

御本尊様・・・薬師如来

御真言・・・ おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


写真は 
四国お遍路元祖と言われる 衛門三郎さんの生まれ変わりの男の子が握っていたと言われる石です。

四国お遍路の元祖と伝承される人物、衛門三郎の伝説。

本当は強欲非道な人物だったが弘法大師とのかかわりの中で奇しくも四国巡礼の旅に出る事となる。

平安時代の初期、伊予を治めていた河野家一族である衛門三郎は、浮穴群(松山市恵原辺り)で富豪として権威をふるっていた。

ある日、屋敷を訪ねてきた托鉢の僧を追い払おうと、衛門三郎は僧の鉢を竹ぼうきでたたき壊してしまう。
実はこの僧こそ弘法大師だった。

その翌日から、衛門三郎の八人の子供が次々に死んでしまった。
悲しみの中、大師へのひどい仕打ちを悔んだ衛門三郎は大師の許しを得る為、四国巡礼の旅に出た。
いわゆる四国遍路です。

しかし道中で巡り会う事が出来ないまま、20回もお遍路を重ねた。
大師の後を追っていては巡り会う事が出来ないと考えた衛門三郎は、21回目のお遍路を逆回りで始めた。
その21回目のお遍路の途中、阿波(徳島)の12番霊場、焼山寺の麓で衛門三郎はついに力尽きて倒れてしまう。

そこへ現れたのが弘法大師。
許しを請う衛門三郎に望みはあるかと尋ねた。
出来るなら来世も河野家に生まれ変わりたいと申し出た衛門三郎はそのまま息をひきとった。
その手の中に、大師は「衛門三郎」と刻まれた石を握らせた。

翌年、伊予の豪族、河野家に生まれた男の子の手のひらには、
衛門三郎と刻まれた石が握られていたと言う。

この石は、安養寺に奉納され、寺の名前が改められた。

それが五十一番札所 石手寺。

四国遍路の逆打ちに御利益があるとされるのは、この衛門三郎のエピソードに由来している。
(ドライブお遍路本、おへんろコラムより)



先日 内陣めぐりの本を入手時、お坊さんより 石手寺にその伝説の石があると聴いていました。

五十一番札所 石手寺で 拝見してきました。

ゴルフボールくらいの大きさでしょうか。

写真は 許可を頂いて写させてもらいました。

悲しく 不思議なお話でございます。


そして その翌日、逆打ちをしている、私たち二人は 偶然、衛門三郎さんゆかりのお寺にお参りする事になりました。


三日連休 初日の最終巡拝のお寺は 石手寺として目的の九ヶ寺を巡って、

近くの道後温泉本館 神の湯で お茶とせんべいを戴き、ちょっと間、湯治気分を味わいました。

道後温泉も 人、人、人と たくさんの観光客で賑っていました。



四国巡礼2-3

2010-09-26 23:11:02 | 八十八ヶ所巡り
18日3ヶ寺目

五十七番札所 栄福寺

御本尊様・・・阿弥陀如来

御真言・・・ おん あみりた ていせいから うん


 ↓ (10分 3、1キロ)


五十六番札所 泰山寺

御本尊様・・・地蔵菩薩

御真言・・・ おん かかかび さんまえい そわか


 ↓ (15分 3、9キロ)


五十五番札所 南光坊

御本尊様・・・大通知勝如来

御真言・・・ なむ だいつうち しょうぶつ


 ↓ (10分 4キロ)


五十四番札所 延命寺

御本尊様・・・不動明王

御真言・・・ なうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしやだ
                       そわたや うん たらた かんまん 

 ↓ (60分 37,8キロ)



五十三番札所 円明寺 

御本尊様・・・阿弥陀如来

御真言・・・ おん あみりた ていせいから うん


 ↓ (7分 2,2キロ)


五十二番札所 太山寺 

御本尊様・・・十一面観世音菩薩

御真言・・・ おん まか きゃろにきゃ そわか  
 


順調に 巡拝しています。

写真は 五十二番札所 太山寺の本堂です。

どこの札所でも本堂、大師堂とお経さんを唱えます。
声を出している人 出さない人様々です。

他のお遍路さんの邪魔にならないよう

正面を外して 左右どちらかで は 声をだして お経さんを唱えます。
 
その方が身体にいいように思って・・・・・。  

夫も時々お教本から目を離し 唱えているようです。

三日連休であり、お天気もいいし お遍路さんの姿も だんだん 多く見られるようになりました。


南光坊で 御朱印を戴く時、 

「納経帳、掛け軸に 名前と電話番号を書いていた方がいいですよ」と教えて下さいました。

自分のはわかるから・・・などと 思っていましたが

「間違った時など戻ってきますよ」と

納経所はどこでも結構込み合います その方がいいかも知れませんね。


は叔母さんにあげたいと 掛け軸を 持参しています。

前回の巡礼の時、墨で汚した所もありました。

絹地に 御朱印と墨書ですので布地を傷める為 掛け軸仕上げの時、薬品処理が出来ないようです。

汚した所は汚したまま出来上がりとなります。

今回は同じ失敗をしないよう 十分注意しています。

今の所 きれいです、 最後まで要注意です。


五十四番札所 延命寺から五十三番札所 円明寺までは 長距離です、海のそばを走ります。

遍路も ドライブ気分です。 

昼食は道の駅「ふわり」で 愛媛の地元自慢の食材の鯛どんぶりをごちそうになりました。


五十二番札所 太山寺から  12キロ、40分 

三日連休初日、最後の巡拝寺 五十一番札所 石手寺へと走行です。  

四国巡礼2-3

2010-09-25 23:45:02 | 八十八ヶ所巡り
五十八番札所 仙遊寺

御本尊様・・・千手観世音菩薩

御真言・・・ おん ばざら たらま きりく そわか


仙遊寺の本堂 大師堂にお参りした後、

錦の織物の納め札を戴くご縁がありました。
 
四国巡礼 八十八ヶ所 車遍路で126回巡ったと言うお坊さんです。

脳梗塞を患い その入院中に胃がんが発見されたため、手術を受け胃を全摘出されたそうです。

転移の可能性もあると 医師の言葉に無情を感じ、 失意の中でお大師様に必死で願いを賭けてお祈りされたそうです。

幸い命を永らえ大師様への感謝として 何か・・・と思いに駆られたそうです。

巡礼に強い願望を持ちながらも 様々な理由から八十八ヶ所巡りが実現出来ない人々のために

弘法大師ゆかりの大地の写真集の出版の決意をされたそうです。

「弘法大師 同行二人 四国八十八ヶ寺 内陣めぐり」

8年ほど前に初版発行となっておりますが、

私たちはこの日にご縁がありました。

各札所の本堂内陣、仏像など 写真集の説明をして頂きました。



四十一番札所 龍光寺にある 孔雀明王 のお話

五十一番札所 石手寺にある衛門三郎ゆかりの石のお話など

まだいくつかのお話を聞かせて戴きました、
 
私にとって非常に 興味をひく写真集でした。
 

高野山 奥の院 御廟から始まり 百年前を観るとして 古い各札所の写真も収められています。

あまりにも立派な写真集です。 

「あなたは 本当に お坊さんですか?」

疑ったわけではないのですが、失礼なことを尋ねてしまいました。


私が とても気に入って 戴くことにしました。 

「よく話を聞いてくれたので」と 

100回以上巡拝した人が使う錦の織物の納め札 お守りになると言われます。

裏に 

夫には家内安全 身体健康、子孫繁栄 

私には身体健康 

そして子供達にも家内安全 身体健康と 達筆で書かれた錦の納め札を戴きました。


写真は 「弘法大師 同行二人 四国八十八ヶ寺 内陣めぐり」の上巻と下巻

そして 戴いた 錦の織物の納め札と 

現在、私たちが 使っている 白い紙の納め札です。 

人とすれ違う御縁とは 不思議なものです。

18日 この日は 9ヶ寺巡拝目標です
 
先へと進みます。




四国巡礼2-3

2010-09-24 18:49:02 | 八十八ヶ所巡り
平成22年9月18~19日の3日連休 四国遍路に行ってきました。

18日午前3時30分、車遍路八十八ヶ所巡り2巡目、区切り打ち 3回目の出発です。

2巡目は逆打ちで前回の続き、愛媛県「菩提の道場」五十九番札所 国分寺からです。

納経所が7時に開くのでゆとりを持って出かけました。

広島から 愛媛へ 6時20分国分寺到着 

もうすでに参拝を終えたお遍路さんがいました。

車を降りて、愛媛の地の朝の冷たい空気に触れながら

白衣を着て 輪袈裟を掛け お遍路さんへと変身です。

「さー 今回もがんばろうねー」 

 「よっしゃ―頑張るか」二人して気合が入ります。


五十九番札所 国分寺

御本尊様は 薬師瑠璃光如来

御真言・・・おん ころころ せんだり まとおぎ そわか

先祖供養と感謝、子孫繁栄 を願って

最初の札所 国分寺の本堂へ 夫と二人してお経さんを唱えます。

順調に声が出ます。

楽しみながら 頑張ります。     

ありがとうございます 感謝の旅のスタートです。

月と飛行機雲と

2010-09-17 22:09:07 | 八十八ヶ所巡り
きれいだったので、夕方 6時25分 ベランダから。

今日は飛行機雲が東の空に数本、西の空に数本と 何本もの長い長い雲を見ました。

東南の空に月、傍に飛行機雲が出来れば いいけどねーと思っていたら・・・。

気付いた時には 飛行機雲がかすかに見えて ちょっと遅かりし でも ラッキーでした。





明日から 3日連休ですね 又、 四国巡りに行ってきます。

今回は 宿坊には ご縁がりませんでしたが、 ちゃんと宿は確保して出掛けます。


お彼岸も近いし、丁度いい機会の3日連休です。

先祖供養と 

そして子供達家族、縁ある人々が、穏やかに過ごしていけますようにと

願いを込めて 八十八ヶ所巡りをして来ます。


は明日の運転に備えて すでに寝床に入っています。

弟からプレゼントしてもらった 演歌のCD。

又 明日は演歌三昧で行ってきます。


本命は 逆打ち、八十八ヶ所巡り2巡目の 3回目です。

行ってきまーす  



いつもご訪問ありがとうございます。

3日連休 楽しくお過ごしください。

では おやすみなさい