いかにもアメリカ

さっぱり音沙汰なしだった弟は、アメリカで元気にしているらしい。
小包みか届いた。
中身はハンドソープ3本、チョコレート3箱。要するに祖母、母、私で仲良く分けなさいってことですね。どうせボクちゃんは・・・と、いじける父。アメリカにおじ（い）さんが喜ぶものなど、あるのだろうか。一応年功序列で、祖母から・・・祖母はアップル、母は「どっちでもいいわよ、でもあなたの所にはこっちのほうが合うと思うの」と、うす紫を押しつけ自分は黄色いレモンを抱えていた。
色は確かに好き。でも問題は香りでしょ。ていうか、ハンドソープなんて無臭に限ると思っているんだけど。
3つともトイレの芳香剤じゃないんだから・・・っていうくらい鼻の奥にいつまでも香りが残るようなキツさ。しかもこれで手を洗っても荒れたりしないのだろうか。
まあーアメリカらしいものを選んだのかもしれないけれど、ナチュラルという言葉とは程遠く、とことん人工的とでも言いましょうか、使うのが怖いシロモノ。
それでも祖母のはりんご、母のはレモンと、なんだかあきらめがつくような、知ってるような香りだけど、私のはなんだろう・・・ラベンダーとローズが混ざってるのか、なんとも表現しずらい香り。
とりあえず洗面所に「飾って」あるけど、相当覚悟しなきゃ使えそうにありません。
我が家にお越しになったかたにはぜひ使ってみていただきたい。
チョコレートに至ってはことばもありません。「アメリカのチョコです」って感じ。（←ってどういう感じだよ・・・。）ミルクっぽさが強いのかなー、香料なのかな、臭いが鼻の奥に残るような気がします。一個でじゅうぶん。チョコレートには目が無いわたしもこれはね・・・。
箱ごと持っていきなさいていうのを丁重にお断わりして帰ってきました。
まあ、弟も気を遣ってくれたのだろうから、これ以上は言うまい。（←もうすでにかなり言いたい放題ですね。）