緑と池が美しい兼六園の前に、開館して1周年という若くてモダンな外観の美術館、「21世紀美術館」がある。
とにかくデザインがかっこいい!円形の平屋建てで全身真っ白、側面は大きなガラス張りで解放感いっぱい。
休憩用の椅子は場所によってデザインが違うし、係員のコスチュームもいろんなデザインがあるみたい。
で、今日見たのは「ゲルハルト・リヒター展」
ドイツの作家で初めて知ったんだけど、とても興味深い作家だ。わざとピンぼけにした写真や、同じくぼやけた油絵。または一面グレー一色に塗られただけのキャンバスなど、彼の作品はどれも゛存在のあやうさ、不確かさ″を表しているようだ。
それがよくわかるのは、ガラス板をなんまいも重ねて立ててある作品だろうか。
その前に立つと自分の姿が写るんだけど、何枚も重ねてあるので私もぼやけて写る。私という不確かさを見せられているようだ。
この美術館には面白い常設展示がある。それが小さなプールだ。
上から覗きこむと、水の底に下の部屋が見えるのだ。もちろん間に透明の板が入ってるんだけど、今度は下の部屋に降りて上を見上げると、水底にいて上にいる人間を眺める鯉の気分。
何かと楽しめる美術館だった
とにかくデザインがかっこいい!円形の平屋建てで全身真っ白、側面は大きなガラス張りで解放感いっぱい。
休憩用の椅子は場所によってデザインが違うし、係員のコスチュームもいろんなデザインがあるみたい。
で、今日見たのは「ゲルハルト・リヒター展」
ドイツの作家で初めて知ったんだけど、とても興味深い作家だ。わざとピンぼけにした写真や、同じくぼやけた油絵。または一面グレー一色に塗られただけのキャンバスなど、彼の作品はどれも゛存在のあやうさ、不確かさ″を表しているようだ。
それがよくわかるのは、ガラス板をなんまいも重ねて立ててある作品だろうか。
その前に立つと自分の姿が写るんだけど、何枚も重ねてあるので私もぼやけて写る。私という不確かさを見せられているようだ。
この美術館には面白い常設展示がある。それが小さなプールだ。
上から覗きこむと、水の底に下の部屋が見えるのだ。もちろん間に透明の板が入ってるんだけど、今度は下の部屋に降りて上を見上げると、水底にいて上にいる人間を眺める鯉の気分。
何かと楽しめる美術館だった