旅の途中で

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画廊で働いてみました

2010年10月30日 23時39分52秒 | アート
とある縁で、大阪市内にある老舗画廊にて、展覧会準備のお手伝いをしてきました♪
私が「やりたい~」と言って手伝わせてもらったので、もちろんバイト代なんて出ません(お昼ご飯は奢ってもらいましたが

画廊と言うと、個展を開きたい人がスペースを借りて展示する「貸し画廊」のイメージが強いと思いますが、私が行ったその画廊はいわゆる「企画画廊」というところで、画廊のオーナーが作家さんの個展を企画して作品を展示します。

貸し画廊だと、絵の搬入・搬出は作家本人がやりますが、企画画廊の場合は、搬入・搬出はもちろん、額装や宣伝も全てスタッフがやるんです。

つまり、かなりの力仕事でした!!

私の場合、ずーーっと右手で額を箱から出したり入れたりしていたもので、右肩が筋肉痛です(笑)
今も、結構眠気が襲ってきています・・・

でも、素敵な作品達に囲まれて一日仕事をするのは、とっても至福の一時でした。
お気に入りの作家さんもできました。
そんな作家さんの生の作品を、自分の手で額に入れる幸せ・・・

マニアックな事を言いますが、額に作品を入れた後に、壁にかけるための紐をキュッと結ぶ瞬間が快感でした

その画廊には、小磯良平さんや浜口陽三さんと言った有名画家の作品も置いてあり、たっぷり間近で眺める事ができました。

前々から画廊で働いてみたいなぁと思っていた夢が、短い時間でしたが叶いました。
とっても力仕事でハードな職場なので(その割りに低賃金)、フルで働くのは厳しいですが・・・

いつか、私が稼がなくても良い身分になれたら(笑)、画廊でアルバイトなんてやってみたいです。

一日の終わり、画廊のオーナーさんがお菓子をたくさんくれて、おまけに画廊で売っている絵葉書をいくらでも持って帰って良いと言ってくれました!
(もちろんたっぷり持って帰りました(笑))

これも何かの縁。せっかく画廊のスタッフさん達とお近づきになれたのだから、
これからも時々個展を見に行きたいと思っています
そうそう、オーナーに私の絵も見てもらいました。

いつか・・・私の企画展もしてもらえるように頑張ろうっと~~