旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

たまにはまじめに考えてみました

2008年02月18日 23時58分23秒 | アート
先週末、とある一般参加型の公募展を見てきました。
今までまったく興味がなく、展覧会も行った事はなかったのですが、たまたま招待券を頂いたので、「せっかくだから・・・」と見てきました。

・・・いろいろと考えさせられました。

確かに技術的には上手いし、綺麗な絵が多い。
でもなかなか心に残る作品に出会えない。
それってなんだろう。
私が普段、好きで見に行く画家達の絵と、何が決定的に違うんだろう。

「綺麗に見せること」「上手く見せること」に囚われすぎていないか・・・
そして何より、「精神世界」を、大げさに捕らえすぎていないか・・・
妙に理屈っぽくなっていないか・・・

それよりもっと、一瞬の心のつぶやきを捕まえることができたら良いのにな。

私もいつか、そういうものを捕まえることができたらいいな。
感じるままに思うままに絵が描けたらいいな・・・

なんて思いました。

だから、抽象画を描く事はそういうものを捕まえたいからなんですよね。
詩や歌から感じる絵を描くのも、そういうものを捕まえたいから。

モネは、移ろいゆく一瞬の太陽の光を切り取って絵にしました。
ゴッホは喜怒哀楽を素直に絵にしました。
マチスやカンディンスキーやクレーは、音楽を愛してそのリズムを絵で再現しました。
ピカソにいたっては・・・もう天才すぎて、手の動くままに描いたとしか思えません(笑)

そんな風に描けたら、ものすごく幸せでしょうね。

すっっっごい難しい!!(笑)と、凡人の私は思いますけどね







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