旅の途中で

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Dr.伊良部一郎

2011年01月31日 23時29分33秒 | そのほかのこと
この冬のドラマは、なんだかことごとく見逃しています
いくつか目をつけてたドラマがあったはずなんですが・・・忘れました。

が、昨日の日曜日23時から始まった「Dr.伊良部一郎」は絶対見ようと決めていました。

奥田英郎さんの本「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」「町長選挙」が原作のドラマです。
主人公は伊良部総合病院のボンボンで、精神科医の伊良部一郎なんですが、これがまたとんでもない性格で、自分の欲望の赴くままに好き勝手やりたい放題な医者なんです。
が、そのやりたい放題っぷりがいつの間にか患者を癒していくという、痛快な小説です。
私も大好きな本なので、ドラマ化は楽しみにしていました

昨日の初回は、先端恐怖症のヤクザを描いた「ハリネズミ」でした。
このお話もすごく好きなんですが、コミカルでおもしろい内容だったと思います。

原作の伊良部は、おデブちゃんでどう見ても「格好良い」ってタイプじゃないんですが、ドラマは筋肉質な二枚目さんになってましたね。
まぁドラマだしその辺は仕方ないですね(笑)
確か、昔一度ドラマ化された時は、なんと阿部寛さんが演じたらしいし(笑)

伊良部の性格をコミカルに演じていて、見た目とのギャップが意外と良い味出してるなーと思いました。
今後、どういう風にこなれていくのか楽しみです

ただ、ナースのマユミちゃんが・・・見た目も性格も、ちょっと原作のイメージと違ってて慣れません・・・

原作ではナイスバディな若いナースで、普段はめったにしゃべらないし、注射を打つ以外は診察室の隅で雑誌を読んでるだけの、無愛想でヤル気ゼロな女性なんです。

ドラマでは、ナイスバディなのと無愛想なのは設定通りなんですが、しゃべりすぎというか、積極的にストーリーに絡みすぎなのがちょっと・・・
という感じです

マユミちゃんは、しゃべらないくせに強烈な存在感を出しているのが魅力的なのにな~

まぁこれも、回を重ねるごとに「ドラマの世界」が確立されてきて、違和感が無くなっていくのかもしれませんが。


来週は、私がシリーズ中もっとも好きなエピソード「義父のヅラ」です。
ゲラゲラ笑ってラストはホロリとくる、良いお話なんですよ




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