旅行に出る前って、うきうきというより
なぜか心配事で胸がいっぱいになってしまう
旅の途中で飛んでもない忘れ物に気付いたらどうしよう
ネットでのツアー申し込みがまだ慣れていないので、当日空港でチケットが出てこなかったらどうしよう
ホテルに入れてもらえなかったらどうしよう・・・
空港に行き着く前に、具合が悪くなったらどうしよう、交通事故にあったらどうしよう
ア・・・ガスの火、消したっけ???
そんな思いでなんどか胸がなんだかぎゅっと苦しくなるくらい、心配する
でも、そんな心配も飛行機の離陸の瞬間からふわっと胸の中からきえてなくなくから不思議
飛行機が加速して体にかかっていたGが垂直方向に変化して、ふわっと空中に体が投げ出されたって言う感覚といっしょに 今まで苦しんでいた不安がふっと消える
その消える瞬間のなんという幸福感
そう、そこから旅がはじまるっていう感じなんだよね~~
いつものようにあれやこれやと心配しながら始まったけど、みかん王国に着いたら、よいお天気で、暑い!!
到着は2時・・・・・・とりあえずまずは伊予電に乗って高浜駅に向かう。時間があったら、わたし舟に乗って、島にわたってみる予定だったけど、荷物の預かり場所が5時半までだったので、渡し舟に乗るのはあきらめて、『坊ちゃん』にでてくるターナー島を見に、海岸を歩く。
ターナー島は「坊ちゃん」の中にでてくるワンシーンで、のだぬきと赤シャツが『四十島』を「ターナー島」って名づけようとおしゃべりしているところがあり、正岡子規も遊びに訪れたらしい。
ターナー島を眺めていたら、漁からかえってきた漁船が通りかかり、猟師さんたちがカメラを構えているわたしたちに手をふってくれた。
写真、左の小さな島がターナー島。
それからもターナー島の姿を見ながら海岸線を歩く。途中で見晴らし台もあった。
地元の保存会の人たちが見晴らしだの草刈やら看板を立てたりしているようだ。
高浜駅から梅津寺駅まで歩く。静かな夏の終わりの海を楽しみながら・・・