マサコデグブログ

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~ノルウェージャンフォレストキャットRとイラストレーター挑戦のDiary~

法律を盾にしたマナー違反

2006-08-11 | Column
女主人マサコデグ、今日はごきげん斜めのようです。
すみませんが聞いてやってください。。。
まったく世話のやける主人で。。。。



今朝、例の不細工弁護士から示談書が届いた。

(注)よろしければこちらをご覧ください。
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形成外科2

その後、結局私は手の傷を治すことを断念したのだった。

K先生もあまりお勧め出来る手術ではないという口ぶりだった
し、仕事も始めたいと考えていたため、やめたのだ。

あと、梅雨の時期と右手を頻繁に使うことが重なったからか、
時々小指側と親指に痛みを感じマウスをクリックするにも意識
してしまうことがしばしばあった、という理由もある。

(また10年くらい経って入院や手術の苦痛より手の痛みが勝
った時は、もしかしたらまた骨を切るようなことがあるかも...)
ということも視野に入れて。。。



そしてこれまでの領収書を全てコピーし、弁護士宛に送ったの
が今から2週間以上前のこと。

なんの連絡もないので、イラッとき始めていた
ところだった。
これまでの電話応対の悪さとの相乗効果で、どんどん弁護士に対
するイメージが悪くなる。
「2週間なんの音沙汰もナシだなんて、ホントなめられてるとしか
思えないよね!」
1ヶ月経ってもなにもなければ流石に厭味の電話の一つも入れてや
ろうかしらと思っていた。



示談書はその名の通り、『これ以上もう何も請求しません』という
約束を交わす為のものである。
相手に対し腹を立てていると『冠省、草々』まで気に障る。
略すな~~!

『甲は、乙に対し前項の解決金の支払いをもって本件診療に関して
全て解決したものであることを認め、今後名目の如何に関わらず
如何なる請求もしないことを約する』
と書かれ、ハンコ押せ!と言われると押したくない気がしてくる。
悪徳根性が芽生え、「+慰謝料払え!」と言いたい気分にすらなる
というものだ。



病院や弁護士からすれば、『やっかいなヤツ』に違いないのだが私
からしたら、実は『なんのメリットもない』わけである。
請求している金額は全て実費であり、自分がすでに立て替えている
のだし、それを返してもらうだけのことなのだから。



しかし、当事者の私や周囲の感情からはそう思っても、第3者からす
れば『10年近く放っておいて治療費を払ってくれるなら、十分じゃ
ないか』と思うのも分かっているのだ。

・・・しかし、何かがスッキリしない。

『治療費を支払う代わりにミスを認めない』という病院も、事実上
ミスは認めているということなのだろうが....しかし....
誠意って、何なんでしょう?きっとお金を払うことなのでしょうね、
世の中では。



映画やドラマのアメリカ人級に単純な私は、「ごめんね」と
一言言われれば、「いいのよ、もう終わったこと。私もすぐに言わ
なかったからいけなかったわ。もうお互い忘れまし
ょう」となるわけである。

ただのおバカさんと言われようと、人間の感情として根本はソコで
はないのだろうか。
幼い子供にマナーとして教えることが大人になり偉くなると、出来
なくなってしまうようだ。世の中のいろんなことに揉まれて....

いくら治療費を払われても、私にとってはプラマイ0でなんの得も
あるわけではないのだし、『払ってやるから文句ないだろ』では、
『文句言わないけど、事実は事実として人に伝えます』となるわ
けだ。


こうして10年越しの骨折の治療は、気分が悪いまま終わろうとし
ている。

自分の立場でしか物事を考えられないのは、お互い様なのだが....