年賀状は、元旦につくように出すようにしております。
ところが、めっきり減ったですよ、出す人も。当然受け取るほうも減っております。某出版社の社長さんなど、いつも正確な世の中の分析や訴えなど、読むほうも楽しみだったのに。残念ながら出版不況に耐えきれず、賀状もいただけなくなりました。この間の不況は出版業も、めちゃくちゃに致しましたようで・・・
また学校の友人も、もっぱら中学、高校の同級生などですが、ちらほらと。
だいぶ少なくなりました。あいつどうしているかなあと思っても・・・賀状も近況も聞きませんねえ。年を重ねるってこういう事だったのですね、今ごろ気がつくなんてぼくも愚かなのでした。
どんなにウェブで、メールで、という時代になってもぼくは年賀状を書き続けるつもりです。なんといってもぼくも写真を業とする一人でして、毎年の年賀状でいろんな写真を送り届けたいのですね。
インターネットからある一定の距離を置いて生きていくのが一番新しいように思えるのですね。
15、16とか、30代の頃に友達であったやつに、賀状を書く愉しみ、あと20年は続けたいなあ、など誠に勝手な願望というものなんでしょうねえ。
フォト・文 石郷岡まさお