最近、どんな書店に行っても、まあ、買いたくなる本、少ないなあと。
この数年富にそう思います。
嫌な本はすぐ目につきますがね。
かって買った本で、部屋のどこかに積んでおくことも多数。これがホントの積ん読かあ。下手な洒落にもガッテンいったりして。
で、本好きのぼくでも、めっきりお財布も小さくなったし、あちらこちらに本があります、本に囲まれて生きている?それほどのことでもないのですが・・・
まあ、古本屋巡りはよくする方です。
面白そうな本に巡り合ったなら、ぼくの性格として即買います。
で、本がますます増えてゆき、読んでいない好みの本が増えるだけ。
ハッキリ言うと、今の出版界の売れる本の傾向が大嫌いなわけなんでしょう。
ぼくは、古い好みで本を選んできたようにも思うのです。
でも今更変えることもないか、一生本を読んで生きていこうと思い定めておりますよ。
30年から、50年くらいの本がどうやら僕の好みに合うようで、ぼくって時代に遅れているんだなあと今更やっと気が付いているような塩梅で。
フォト・文 石郷岡まさお