1990年8月1日パリ St.Lazare駅到着 案内は有ることはあるのだが、Londonほど親切ではない。トイレに入ろうとするといきなり有料で硬貨を持ち合わせていない。こんな時は少々いらつく。余りうろうろしたくなかったので駅のすぐ近くのホテルAUSTIN'S HOTELに泊まることにする。134フラン。マダムはラテン系の美女。カルメンはこんな風な女かなと頭をよぎる。部屋は道路に面しており、両側の . . . 本文を読む
「ミス ポター」はレニー・ゼルウィガーの名演技で見応えがあった。ピーターラビットの作者ポターの伝記を映像化したこの作品は、ストーリーも十分楽しめたが、イギリス・ウィンダミア湖水地方の風景の美しさに息をのむ。
18年前にこの地を訪れたときのことを思い出した。ロンドンから列車に乗り込むと一時間ほどで街の雑踏を離れる。そこからは美しい田園風景が続いていたような記憶がある。ロンドンからわずか1時間でこん . . . 本文を読む
スペインのバルセロナ モンジュイックの丘にカタルーニャ美術館を訪ねた。膨大な所蔵品を見て歩いたのと一年以上たってきたので印象が希薄になってきた。あまり記憶の底に沈まないうちに整理しておこう。やはり馴染みのあるミロが記憶にある。作者がわからなかった。アラビア風とヨーロッパのエロティシズムが気に入っている。Lluís Rigalt の作品 日本語表記だとルイス・リガルトですかね。19世紀 . . . 本文を読む
2006年6月18日ガウディの天才は空前絶後だ。彼の前にもこのようなデザインを考えた建築家はいない。彼の後にもこのような天才は知らない。このように突然の才能が生まれるものだろうかと不思議でならない。他の巨匠達はいずれも先達の模倣時代があった筈だがガウディだけはまるで異星からやってきたように屹立した独創性で一時代を作り、後に続く建築家も聞いたことがない。サクラダファミリアの建築は今なお悠々と継続中 . . . 本文を読む
子規の句でパリの記憶を呼び覚まされた。初めてパリに行ったのは20代のはじめでパック旅行で出かけた。慣れないシステム開発の仕事でストレスが溜まり不眠症などでかなり心身共に疲れており傍目にも危機的状況にみえたのだろう。一人旅に送り出してくれた。当時は北周りで24時間近くかかった。アラスカのアンカレッジに夜に着き途中期中からはオーロラが見えた。初めての海外旅行で初めての飛行機だ。騒音がうるさくて眠れない . . . 本文を読む
ドイツ・ケルンを訪れたときのことだ。ケルン大聖堂を見学し終わって広場に出たときに豚を連れた旅行者に出会った。柴犬を少し大きくしたくらいの豚で実にきれいにみがきあげられ立派な皮の胴ベルトをしている。犬によく使う胸をたすきがけにするハーネスベルトだ。泣き声で振り返ってその豚に気がついた記憶がある。豚を連れているのは男でヒッピー風だ。周りの観光客は珍しそうに注目している中を男はいずこへともなく歩きさった . . . 本文を読む
ニューヨークで時間がありハーレムを回ってみようということになった。丁度ホテルの前からハーレムツアーが出ているというので参加することにした。2階建てで2階はオープンになっている。同乗の観光客は米国人が多いのに驚いた記憶がある。同じ米国でもやはりこの国は広いのだ。中部や南部の人はこうした観光バスに乗るものなのだ。日本だとおのぼりさんなどと揶揄する言葉もあるが彼らはそんなことは知ったことではないようだ。 . . . 本文を読む
どの程度のアメリカ人がそのような老後を迎えているのかわからないが一つの形態なのだろうと思った。かつてアメリカの中部を車でドライブした時のことだ。通信会社スプリントに向かっていたのでコロダドに入っていたかもしれない。
残念ながら地名を全く忘れてしまったが、1時間走っても車に全く出会わないほどの大平原の中を何時間も走った。ときおりバッファローが放し飼いにされている。車は突然小さな町に見える集落に入っ . . . 本文を読む
バルセロナではガウディの作品を見て回った。グエル公園の作品群やサグラダファミリア聖堂などなど、注目すべき建築群のすばらしさはいずれまた触れてみたい。作品とは別に、彼の設計技法では大変な感銘を受けた。彼の建築群は当然のことながら、現代流の設計技法で建てられたのではない。現代の一級建築士は荷重や耐震強度に対して力学的な計算をコンピュータで行い、その結果を踏まえて設計図を描き、高層ビルを建築する。強度計 . . . 本文を読む
バルセロナ観光6日目、今夜の夜行で再びイタリアへ戻るので、
残りの時間は、せっせと見学。まずは、世界遺産のカタルーニャ音楽堂へ。この音楽堂は、ドメネク・イ・モンタネールという人の設計。見学はツアーのみで、英語バージョンと、スペイン語バージョンのみ。ディズニーランドのアトラクションみたいに、女性がグループを誘導して館内を連れまわってくれる。ここも内部は撮影禁止なので、上の2枚は、ポスト . . . 本文を読む
バルセロナ5日目はピカソ美術館へ。
狭い路地を入っていくと、ピカソ美術館があった。観光客でいっぱい。けっこう小さい建物に見えたけど、作品は多数展示されている。ピカソって、スペインのマラガで生まれて、14歳のときにバルセロナに移ってきたらしい。残念ながら、ここも写真撮影禁止。入場料払ってるんだから、撮影したっていいじゃんか~。と思うのだけど、だめなのよね~。スペインは、とっちゃだめ . . . 本文を読む
MASAOの風邪が少し良くなったので、今日はゆったりカタルーニャ美術館へ。
貫禄ある建物。これが美術館なのか~。バルセロナって、ところどころにエレベーターがある。人にやさしい都市。バリアフリーも進んでる。美術館の入り口。建物中央の天井。この建物は、1929年のバルセロナ万博の際に建てられた宮殿で、改装のうえ1934年に美術館としてオープンしたそうだ。11~13世紀のロマネスク美術の宝 . . . 本文を読む
今日はMASAOが風邪っぽいというので、観光はやめてホテルでゆったり。
なので、今日はボローニャに続いて、バルセロナの日々の生活をちょこっとご紹介。●ネット環境について街では、ADSLのポスターがいたるところに。そして、TVCMもガンガン!最近、我々のホテルチョイスは、MASAOのビジネスのために、「とにかく高速インターネットが使えるところ」というのが絶対条件になっている。バルセロナ . . . 本文を読む
バルセロナ観光2日目は、ガウディがデザインしたグエル公園へ。
地下鉄を乗り継いで、街の中心から住宅街へ。妹の家にあったガイドブックと、私たちがもっていたガイドブックでは、降りる地下鉄の駅が違って書いてあったので、どうしたもんだか・・・。と悩んでみたけど、1冊目は徒歩15分、2冊目のほうは徒歩20分とあったので、徒歩15分のVallcarca駅で降りることに。すると、ものすごい坂をのぼ . . . 本文を読む
バルセロナ観光1日目。
いきなり大物サグラダファミリアへ、れっつごー。ホテル近くから地下鉄に乗って、1回乗り換えて、サグラダファミリア駅へ到着。世界一複雑な東京の地下鉄を乗りこなしている我々は、なんてことはない。と、いばってみたけど、実は東京の地下鉄でも反対方向に乗ったりする方向音痴の私が、今回は間違えずに目的地につけたのは、すごいことだったりする。それはいいとして、地下鉄の駅から地 . . . 本文を読む