以下単なるメモです。
普遍的な共通基盤に美や感動をのせることが芸術の基本。そして不可解なものの定着も。
普遍的な共通基盤とはギリシャ神話、旧約聖書、古事記、日本書紀、源氏物語などが頭に浮かぶ。
カラマーゾフの兄弟 『オイディプス王』の物語の柱となる「父殺し」というテーマをリフレインする。
村上春樹の海辺のカフカも同様。
「父殺し」フロイトはその心的構造を「オイディプス(エディプス)・コンプレックス」
「父殺し」ひとつの権威に対する革命、あるいは体制の破壊
万物の創造主たる神に対する反逆とイコール
神々によってつくられたタブーたとえば火を盗み出したプロメテウスには罰が与えられる。
オイディプスは当初、父殺しの予言を受け、それを避ける選択
コリントスの故郷を捨てた
神殿の前の三叉路で道を譲る、譲らないという一件で、勢いで殺してしまった相手が本当の父親
殺されたライオス
自分が運命を避けるべく捨てさせた息子だとは思いもよらなかった
神の呪いどおりに事は運んだ。
映画『スター・ウォーズ』
ジェダイの戦士ルーク・スカイウォーカーは、ダース・ベイダー率いる帝国軍と戦うことになる。
ダース・ベイダー ルークの実の父親アナキン・スカイウォーカー
ダース・ベイダーかつてはジェダイの騎士
愛する女性への愛を優先
ヨーダ「ダークサイド」に
ジェダイの騎士でありながら師オビ=ワン・ケノービと対決して敗れ、全身をサイボーグ化して銀河共和国の敵である帝国側の将軍になる。
息子にとって父が裏切り者
最後の最後にルーク・スカイウォーカーはダークサイドに落ちる危機を克服してダース・ベイダーに勝
息子のおかげで善の心を取り戻した父は絶体絶命の息子を助けて皇帝を殺し、みずからも死にます。