ある日友人の家に遊びにいくと少し年下の弟がいて、彼と雑談をしているうちに、彼が都はるみの大ファンで、それも度を越したファンだということが分かった。彼の目下の人生の目標は都はるみに会うことで、できれば結婚したい。結婚できるならばどんなことでもやりたいと目を輝かせていた。
当時、ビートルズやプレスリーならこの種の熱狂的な女性ファンがいることはまだ理解できないことはない。しかし目の前の弟氏は地味な雰囲気を漂わせている青年であり、しかも都はるみが17歳でいかに大ヒットを飛ばそうと、若い男性から熱狂的に追い掛け回されるタイプではないと思っていた。その漠然とした理解と目前の青年の熱狂とがいかにもちぐはぐで、そのために記憶に残っている。
そのあんこ椿の作詞家星野哲郎氏が本日逝去された。謹んでご冥福を。
星野哲郎作詞とは知らずにカラオケなどで楽しんでいたものが、実は彼の作詞だと今気がついたもののリスト。こんなにあったのか。
渥美清
男はつらいよ(1970年)
北島三郎
兄弟仁義(1965年)
函館の女(1965年)
風雪ながれ旅(1980年)
小林旭
昔の名前で出ています(1975年)
美空ひばり
みだれ髪(1987年)
都はるみ
アンコ椿は恋の花(1964年)
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