「幽霊の気配感じた」と大統領公邸から引っ越し
2017年03月16日 03時43分
テメル・ブラジル大統領(ロイター)
テメル・ブラジル大統領(ロイター)
【リオデジャネイロ=田口直樹】ブラジルのテメル大統領が、首都ブラジリアの大統領公邸から近くの副大統領公邸に引っ越した。
その理由は「幽霊の気配」を感じたからだといい、国民に驚きが広がっている。
テメル氏が11日発売の有力週刊誌ベジャのインタビューで明らかにした。
世界的な建築家が設計した大統領公邸は、広大な庭やプール、サッカー場、教会などを完備している。庶民にとっては「夢の豪邸」だが、地元紙グロボによると、テメル氏一家が公邸で過ごしたのは2月17日から約1週間だけだったという。
テメル氏は同誌に対し「何か変なものを感じ、最初の夜から眠れなかった。幽霊でもいるのかと考えるようになった」と説明。マルセラ夫人も同じように感じていたと明かした。ただ、息子は公邸を気に入って走り回っていたという。