まさおレポート

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ボローニャ紀行1

2018-06-04 | 紀行 イタリア・スペイン 

2006年5月にボローニャに滞在した、その時の記録です。

バシリカ前の広場にあるカフェで街をいきかう人々を眺め、バシリカを眺める。

街角の古物商のウィンドウに陶器が並ぶ。

雨の日のボローニャ駅近くでこのペパーミント色のビルが目に入る。

窓辺の花壇が住民の穏やかな生活を伝える。

プロシュートの店に入ると熟成した生ハムの切り口が食欲をそそる。巨大な骨付きハムが目線の高さにぶらさがり、サラミ、チーズが並ぶ。照明がうまいので一層うまそうに見える。

ボローニャのモルタデッラは有名。他にランギラーノ(パルマ近く)産モルタデッラやフェリーノ(パルマ近郊)のサラミ、フェッラーラのガーリック入りサラミ、チッチョーリソーセージも売られている。エミリア地方(州北西部)ではあっさりした味が好まれ、ロマーニャ地方(州南東部)では脂っこい味が好まれるとか。

モロッコ製の籠バッグがボローニャらしくデザインされている。

郵便局の内部は人々が歴史の厚みの中で生きていることを感じさせる。

建築1

バジリカの南側広場にはガルバーニの彫像が。ルイージ・ガルヴァーニはイタリアのボローニャ出身の医師、物理学者で1771年に電気火花を当てると死んだカエルの筋肉がけいれんすることを発見した。今日の神経系の信号研究に繋がる生物電気の発見者だ。

ポルティコは日本語で柱廊と呼ぶが、やはりポルチカのほうがしっくりと馴染む。日本でもアーケードは雨の日にありがたみがわかるがポルチカも同じだ。だが歴史を感じながらさりげなく歩くことのなんと豪華なことか。

建築2

セント バーソロミュー教会。聖バルテルミーの虐殺と関係があるのか。

セント バーソロミュー教会の小さなクーポラ

建築3

建築3のアップ

リズミカルな柱廊の側面アーチ

この紋章は何家?

 

 

壁画に何が描かれているのだろう、病人を介護しているように見える。

獅子が守護している。

ボローニャの中心に立つアシネッリの塔(写真中央)と短いガリゼンダの塔(写真右方に先頭が見える)は1360年頃、共に60㍍の高さで建設されたという。ガリゼンダの塔は完成と共に傾き始め,上部を12m程カットし48.16mとした。現在は北東に3.22m傾いている。アシネッリの塔は見張り塔とするため後に97.20mの高さに延長された。この頂上へは498段の階段で上ることができ市街が一望できる。この塔もやはり西側に2.23m傾いている。

サントステファノ教会。

日曜の骨董市はのんびりとしている。売り手ものんびり。古い家具が多い。

修道院遺跡のパティオ。

門の浮き彫りに魅入る。

 

2012-01-01 初稿

2015/05/04 追記

2018/6/3 加筆

 

ボローニャ紀行2

ボローニャ紀行3

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