外国人向けに味を変えて来ている。ちょっと物足りない。ビール込み1150円。
昼間っからビールにバビグリンでまったりとしすぎてしまう。こんなときはチャンプアンホテルでカフェラテを飲んでウブドの渓流の風を楽しむのが良い。
実はこの写真を撮りに来た。ワルター・シュピースの記念碑がひっそりとある。ほんとに気が付かない。ホテルスタッフに写真を見せて場所を聞いてようやく探しあてた。灯台下暗しみたいな場所に。
全体を撮りにくい位置にある。場所は睡蓮池を臨んで右手の石壁の上部にある。これはわからないはずだ。
色々と角度を変えて見るが。
おおようやく今回の旅の大目的を達成した。大変嬉しい。
せっかくだからワルターシュピースのネームプレートがかかった部屋が開いていたので撮らせてもらう。これは単にネーミングだけで彼が住んでいたのではないのだろう。
以下パンフよりの転載です。
ティルタサリ楽団は、1978年、バリ舞踊界今世紀最高の演出家と歌わ れたプリアタン村プリ・カレラン家のアナック・アグン・グデングラ・ マンダラによって創立されました。 妨自身も優れたダンサー、演出家で ありましたがまた、当時廃れかけていた 「愛の神」のガムラン、スマル・ ブグリンガンの復活にも尽力をつくし、本来王の寝所のための音楽として 使われていたというその甘い音色と、プリアタン村に古くから伝わるレゴ ン舞踊と共に、ティルタサリは一躍世界的なグループとなりました。 運営 は現在然の息子のうち、 A. Aグデ・バグース・マンダラエラワン氏と A, A. グデオカダラム氏に引き継がれ、バリ島内での評価はもちろ ん、今までに日本、アメリカを初めとして数多くの海外公演を成功に導い ています。
2 ブスパ・メカール 古典舞踊劇ガンブーの侍女役、 「カカン・カカン」の踊りをヒ ントに人々を歓迎し祝福する ために作られた踊りです。
3 レゴン・ラッサム (LEGONG LASEM)
バリ島の代名詞と言えるほどよく知られるようになったレゴンダンス。 現在まで数多くつくられたレゴン舞踊の中でも最もポピュラーな演目がこ のレゴン ラッサムです。
その物語は古典舞踊劇ガンブーの題材でもある。
ジャワ島を舞台とした古典文学 「マラット」 に取材しています。 舞踊はチョンドンと呼ばれる侍女役の華やかな切れのある序の舞で幕を開け、その後 レゴンの二人による物語へと続きます。
同じ衣装をつけた2人の踊り手が登場しシンクロした優美な舞を披露する。シンメトリーになった2人の踊りで顔を見合わせるシーンは愛の表現でもありまた戦いをも意味するといわれる。
のちに左がラッサム王で右がランケサリ姫を演じる。黄金のとんぼを追ううちに森に迷い込んでしまったジャワ島ダハ王国の王女ランケサリは、それを見つけた ラッサム王子に保護されます。
ランケサリ王女の美しさに強く惹かれたラッサム王は森に迷い込んだ隣国のランケサリ王女を見初め、自国に連れ帰る。誘拐されたランケサリ王女は垂れ布で涙を拭うしぐさをし悲しみを表現。
何度も求婚を試みますが、 王女にはすでにパンジ王子という 約者がいたために、これをかたくなに拒絶されてしまいます。姫の帯を引っぱり求婚を表現するラッサム王だが祖国にパンジ王子という婚約者がいるランケサリ姫は扇子で払いのけ王の求婚を拒む。
侍女と2人の踊り手による踊りがやがて侍女が2人に扇子を渡して立ち去ると、ラッサム王とランケサリ王女の物語が始まる。
絶望のうちにラッサム王はダハ王国に攻め入る決心を固めます。 しかしそのとき神鳥ガルーダが現れ、戦場で王を待つものは死であると予言します。 王はそれを振り切り、死の待つ戦場へと出陣して行きます。
4 クビャール・トロンボン 本世紀中頃に活躍したタバナン出身の天才舞踊家マリオの作になる舞踊。 男性ではありますが、女踊りを得意としていたマリオが、女踊りの衣 装で「クビャール (閃光、稲妻)」 スタイルの曲に合わせて即興で踊った 「クビャール・ドゥドゥック」という座りながら踊る舞踊を基にし、「トロンボン」という楽器を演奏しながら踊る部分を加えたものです。 高度な舞踊の技術に加えて中性的な表現、楽器演奏者としての素養も必要 とされます。
5 レゴン・ジョボック この演目は、インド起源の古典文学 「ラーマーヤナ」の中からスパリと スグリウォという兄弟のエピソードをレゴン舞踊に仕立てたものです。 元々人間だった兄弟は、ある諍いがもとで猿に姿を変えられてしまいま す。 あるとき、二人が洞窟に逃げ込んだ魔物を退治しようと、まず兄のスパリ が窟に入って行きます。 スパリは苦闘の末に魔物を退治する事に成功し、 ますが、兄が負けたと思い込んだ弟スグリウォによって洞窟に生き埋めに されてしまいます。 なんとか脱出したスパリは、弟が自分の国とを取 りする気でいるとい、兄弟の戦いが始まります。
6 バロン 百獣の王であり、森に代表される力の象徴でもあるバロンが猿と戯れている場面から始まります。
一方神の国ではシワ神が病に冒されていました。 その薬を手にいれるた め、シワ神のウマは侍女に命じ、 特別な力をもった木を地上の森に探しに行かせます。
魔物チュルルックに姿を変えた侍女達は豚と戯れているところをウマに怒られたりしますが、遂に薬の材料となる木の精バロン・ ブルトゥックのいる森にたどり着きます。
チュルルック達は木を切り倒そうとしますが、怒った木の精は冒頭に登 したバロンに姿を変え、怒ってチュルルックを追いかけます。 しかしそれを見たウマは自らを魔女ランダに姿を変え、 バロンと対峙します。 バロ ンの手下の兵士が登場し、 ランダにクリス(剣) を突きつけますが、 ラ ンダの力によって逆に自らの身体にクリスを突き立てることとなります。 最後は再びバロンが登場し、 兵士達を清め、舞台から去って行きます。
note
レゴン・スマランダナ 神々の住む天界では、シバ神から神 にも負けない特別な力を与えられた 物二ラルドゥラカが暴れまわり、神々 は歯が立たず困っていました。
そこで 神々は、山中に篭って瞑想をしている シバ神に助けを求めることにしますが、 シバ神を想から目覚めさせるのは、 とても大変なことのため、その役目を 愛の神スマラに任せます。
シバ神の 想を妨げれば、その怒りにあい、 一瞬 にして焼き尽くされるといわれていた ため、妻のラティーは夫の身を案じ泣きくずれますが、天界を救うためと、 止める妻を振り切り、スマラは危険を 承知で山へと向かいます。
山中深くで、瞑想するシバ神を見つけたスマラは、感覚のすべてが目覚め愛を感じるようになるといわれている矢を放ちます。
矢が当たり、想 を邪魔されたシバ神は怒り、第3の目から火を放ってスマラを焼き尽くしでしまいます。
怒りも静まり我に返った時、シバ神は、すべての事情を知り嘆き悲しみ、生きとし生けるものの中に、その魂が生き続けるようにと、スマラの灰を が愛する 地上に撒き散らします。
レゴン・スマランダナでは、ここまで演じられますが、 その後、物語で は、スマラの愛の力に触れたシバ神と、その間に息子が生まれ、 この息子が怪物ニラルドゥラカを目出度く退治することになります。
テレック TELEK
バリの世界観(善と悪のような 二面性)を基に世界の力のバラン スを象徴的に描いた仮面舞踊。 美女の面テレックは「陽」の象徴、 男性の面ジャウックは「陰」を象 します。
タルナ・ジャヤ (TARUNA JAYA)
グデ・マニックによって作られた、 若い勝利者の踊り。 女性の踊り手による男性的な踊りです。
バリス (BARIS)
寺院の聖域を守る戦士の舞い。 男性のソロ舞踊。 少年が初めて習う伝統的な踊り でもあります。
オレッグ・タムリリンガンOLEG TAMBULILINGAN
1950年代に作られた男性と女性 のペアによる蜜蜂の踊りです 花から花へと飛び回るメス蜂にオス 蜂が求愛する様子を描いています。