まさおレポート

バリの風景 料理する 肉・野菜

焼き豚作りにチャレンジ 2009-10-23
美味いハムが食いたくなった。カルフールなどには売っているのだが、日本でも本格的なハムは高いが、こちらでもインポートの為に日本と同じ価格だ。安物のハムは何が入っているのかわからないしソーセージみたいな味がするので敬遠している。このところバーベキューづいているせいで、ふとハム(実際は焼き豚)を作ってみようと思い立った。冷蔵庫にはこの間開いた誕生会の残りの豚肉500グラムとラム700グラムが冷凍してある。早速塩とチリにまぶして解凍する。

庭のバーベキューセットに乗せたところ。遠火の強火がポイントと心得て、火本から10センチは軽く離して焼く。炭は椰子殻炭でこちらバリでは最上等を使用。といっても1キロ100円程度。安定して火力が強く長時間持つ。
向かって右が豚の塊で左がラムの塊。振りかけてあるのは乾燥唐辛子。

ついでにトマトとジャガイモものっける。焼きトマトは付け合わせに絶品。

約三時間でちょっと焼き過ぎだが美味そうに焼けた。豚から切ってみると中はジューシーなピンク色だ。ラムの方は燻製肉のように。
味見してみる。美味い!これはキロ5000円級だ。ちなみに使用した豚、ラムともキロ1000円程度の肉で、こちらではかなりの上物。

バリ滞在中の我が家の食生活 2011-10-23 

バリ滞在中の食生活は一体どうなっているのだろう。

まずは朝食。バタつきパンもしくはパンケーキ(小麦粉 卵三個 牛乳適宜 時にチーズを混ぜ込む。焼き上げた後にスマトラ産の本物はちみつやブルーベリージャムをかける) ゆで卵(但し、パンケーキの時はゆで卵はなし) トマトスープ(バーベキュー設備で2時間ほど遠火で焼いたものを冷凍しておき、塩とオリーブオイルを入れて温める。トマトの味が濃くなって旨い) 紅茶 オレンジジュース等で構成されほとんど毎日変わりなくこのメニューが続く。

昼食。アウナが作る日替わりインドネシアン料理(ココナッツチキンカレー 時に鰹カレー チキンスープ ガドガド チャプスイ ナシゴレン ミーゴレンなど デザートはマンゴ、オレンジ、パッションフルーツ、パイナップル、メロンなど) 時に昆布鰹出汁でうどんやそうめん パパイヤで購入する冷凍ラーメンなど。変化球として外食でマッシモのイタリアンやタンジュンサリのナシチャンプールなど。稀に漁師などの和食だが最近はめっきり減っている。黒パンの鶏肉サンドイッチなども時折。

夕食 カボチャ、トウモロコシ、ポテト、玉ねぎなどの単独あるいはミックススープ ときに生野菜サラダ 刺身(鮭や鰹その他新鮮な白身魚)ときに一夜干しや焼き魚 バーベキュー設備で焼く鳥や牛肉ステーキ 豚肉 ときに味噌汁 ごはんは必須 海苔 白菜の漬物やキムチ 時に外食でこれはと思うレストランを行脚。

こうして書き並べてみると昼食にインドネシアんが入るがそれも4割くらいか。全体としては魚食の多い日本での食生活を踏襲しているようだ。

家庭での料理実習 チキンから揚げとスープ

 

ココナッツオイルで炒める 

キンタマーニ特産の赤いたまねぎをカットしてココナッツオイルで炒める

  おねぎとチリをカット ココナッツオイルで炒める

レモングラスも入れる

お塩(バリの塩はあまりしょっぱくないので、たくさん入れてる)あと、白コショウっぽいやつと、黒こしょうっぽいやつを、

しょうがに似たもの(しょうがと人参の間みたい。色はオレンジ)

 今度はガーリックと、さっきの白&黒コショウに似たスパイス。
それと、インド料理屋でお会計のときに置いてある、お口直し用のスパイス(にがいやつ)も入れてた。

すり鉢ですりつぶす

レモンの葉っぱと一緒に鳥に絡めて煮る

鶏肉をココナッツオイルで揚げる。

かなり長時間で、表面がカチカチになるまで

さっきのガーリックをスープに入れる。

さらに、味の素がだしてる「MASAKO」という名のブイヨン?みたいなのを入れる

出来上がり~。
キキちゃん特製ソトアヤム(ソトはスープ、アヤムはチキンの意味)と鳥のから揚げ。

唐辛子 

ドライバーのRが毎食に唐辛子10本を食べると言う。私は一本もたべられない。せいぜいチリ醤油にしてたらすくらいで、それで充分においしい。しかし多くのインドネシア人は10本程度を平気で食べる。単に辛い物が伝統的に好きという事ではない。ドライバーRが唐辛子を食べると多幸感に襲われると説明してくれた。自らもカプサイシンオイルで経験し、またどこかで聞きかじったことはあったが実際にインドネシア人からその効果について聞くのは初めてであり、なるほどそうかとおおいに納得できた。

かつてタイでカプサイシン入りのマッサージオイルを体に塗ったことがある。猛烈に刺激が強く痛いので驚いたが数分後には痛みが完全に引き、そのあと確かに体が軽くなり多幸感ともいうべきものを味わった経験がある。

唐辛子は単に食物を超えた存在なのだ。βエンドルフィンを放出するメカニズムが唐辛子の辛み成分カプサイシンにはある。カプサイシンが体に入るとカプサイシン受容体が火傷とおなじシグナルととらえ体がエマージェンシー信号を出す。このカプサイシンによるエマージェンシーは一時的なものである。わさびも似たように一時的だが唐辛子はやや長い。

火傷と異なり実際には体を損傷していないので身体に実害はなくすみやかにエマージェンシー信号は消えるが、体温の上昇や快感物質βエンドルフィンのみが残り多幸感をもたらす。この価格が上がるとインドネシア人は大騒ぎするのは単なる食べ物の域をこえた重要なものだからだ。

似たようなメカニズムを足裏マッサージでも経験する。足裏や足指の間に痛点がありそこをぐりぐりやられるともうやめてくれと言いたくなるほど痛いが、すぐに快感に変わる。これも同じように理解することができる。痛点はカプサイシン受容体と同じく実際には身体に危害はないのだが痛みを感じる点が足裏周辺にはあり、そこを刺激することでβエンドルフィンを出すのだろう。

われわれの体は騙しの痛点や受容体をもっている。じつに不思議で神秘なメカニズムだと思う。

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