三島由紀夫は昭和35年「婦人倶楽部」9月号でUFO目撃談を書き残している。(昭和35年と言えば三島由紀夫は35歳)三島由紀夫は嘘を言いそうもないので非常に興味深い記事だ。
「4時半になると、待ちかねて仕事も手につかないでいた。私は、妻を叩き起し寝ぼけ眼の彼女をうながして屋上へ昇った。私は、双眼鏡を肩にかけ、妻はカメラを携えていた。
5時25分になった。もう下りようとしたとき、北の方の大樹の陰から一抹の黒い雲が現れたーすると、その雲が、みるみる西方へたなびいた。
妻が『あら変なものが』といった。みると、西北の黒雲の帯の上に、一点白いものがあらわれていた。それは薬のカプセルによく似た形で左方が少し持ち上がっていた。そして、あらわれるが早いか同姿勢のまま西へ向かって動き出した黒雲の背景の上だからよく見える。私は、円盤にも葉巻型というのがあるのを知っていたから、それだな、と見た」(ネット上のブログより引用させていただいた)