地元サヌールの朝市であるパサール・シンドゥへ週に一度は豚肉、鶏、卵、野菜などを買い物に行く。同じものを扱う店がいくつもあるので、そのときどきで買う店を変える。同じ店で買っていたが、おなじみさんになり、少しおまけの野菜をいれてくれることもあるが、いつも品質がよいとは限らない。それに特定の店で買うよりも他の店の愛想のよさそうなおばさんから万遍なく買ってあげたい気もする。
一昨日もある店で野菜を買っていると人の視線を感じ、その方向をみると以前におなじみになっていた店のおばさんがこちらをみている。愛嬌のある笑顔のなかにちょっぴりシットも交えたバリ人特有の表情をしている。離れているので口を動かすだけで「こんどね」という。買い物の人間関係もなかなか大変だ。