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まさおレポート

孫正義「抗体検査結果速報値等について」は今後のコロナ対応に役立つ

 

 

孫正義氏がソフトバンク社員を対象に行った抗体検査結果速報値が随分参考になった。これで孫正義氏がPCR検査を提唱し、医療崩壊すると叩かれたことはリカバリできたのではないか。以下のデータでPCR検査と抗体検査との併用が有効であることが読み取れる。https://www.youtube.com/watch?v=O6ivx0qndFQ&feature=youtu.be&fbclid=IwAR2Qd6d5yA-738aLXJppZU85DRRHjdiYkmST4-RR5p65PCkXZqErb0y6FvE&app=desktop

1.発表されたデータ数は少ないながらも擬陽性は0/13でゼロであり、偽陰性は29/193で20%程度存在することを示しているのではないか。これまで高橋洋一が述べてきたようにPCR単独ではやや不確かであるが、しかし陰性でも抗体検査を同時に行うことで確度を格段に上げることができることを示している。

すくなくともPCR+抗体検査の実施が医療崩壊を起こすとの批判は無くなりそうだ。

2.陽性率0.23%が東京都の平均値を指していると仮定し日本全体は東京都の倍とさらに仮定すると2020/6/8 公表感染者数の4倍近い感染者が存在することになる。

陽性率 0.0023
日本人口 126,500,000
東京都 13,930,000
東京推定陽性者 32,039
日本推定陽性者 64,078
2020/6/8 公表感染者数 17,332
倍率 4
   
6月12日は56人で、そのうち東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏1都3県は33人。  
東京都1,393万人  

陽性率0.04%が東京都の平均値を指していると仮定し日本全体は東京都の倍とさらに仮定すると2020/6/8 公表感染者数に近い感染者が存在することになる。

陽性率 0.0004
日本人口 126,500,000
東京都 13,930,000
東京推定陽性者 5,572
日本推定陽性者 11,144
2020/6/8 公表感染者数 17,332
倍率 1

いずれにしてもこの報告により従来言われていた、なぜ日本人は感染者がすくないのかの説の一つで私も関心を持っていた「既に感染していたので集団免疫ができていた」との説は根拠を失うのではないか。

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