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まさおレポート

フォト&幻想 サテ・カンビンで日本のデフレを実感

「ナイト・マーケットか」ホテルのオーナーが尋ねる。よく飽きもせずいくなあ、そんな表情もうかがえる。

そうなのだ、日が暮れてくると足が向いてしまう、このサテ・カンビン(ラム肉の串焼き)のせいなのだ、市場の入り口で煙を見ると一気に食欲が増す、ビールを買い求めて持ち込み席に着く、ヤシ炭の赤くなったほうを指差しカンビン、ナシ、スープとオーダーすると10本入りのサテと肉がたっぷりはいったカレー風味のスープ、ご飯が運ばれてくる。

サテ・カンビンはピーナツソースで食べるが塩で食ってみたい、スープはゼラチンがたっぷりで豊かな味が、米は少々不満だがスープで流し込むのでいいとしよう。これで400円程度、日本のすき家で牛丼を食うほどの値段だ。

ここから日本のデフレぶりが身にしみてくる、日本のすき家で牛丼を食う価格がバリのナイト・マーケットと同じなのだ、バリの物価水準は実感的に10分の一、いつのまにか日本はすざましいデフレに落ち込んでいる。

豚の丸焼き、山羊肉の串焼き、魚の唐揚げ、名前の知らない料理。

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