まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

勝ち上がれ未勝利馬

2010年05月06日 19時52分51秒 | 今日の日記
今年の新馬戦がもうすぐ始まります。
ここにきて2歳馬の移動の話も頻繁に聞かれるようになりました。


新馬戦が始まると言うことは未勝利戦が減ると言うこと。
勝ち上がれる頭数の残りは限られています。
まさに「いす取りゲーム」の様相。

調教師も人によっては最後まで懸命にやってくれる人もいれば、上位厩舎などは馬房の関係もあって見込みがない馬はどうしても後回し。
惨敗→放牧→ラストチャンスとなる馬も出てきます。
もっと凄いのは厩舎から出されてしまう(転厩)こと。
これには目も当てられません。

仕方がないと言われれば仕方がないのですが、我々出資者からすればやり切れないと感じる事も少なくありません。


今までも狙い済ましたレースではなく出られるレースを使う→体調不十分→力出し切れないで優先取れず→未勝利引退という馬をたくさん見てきました。
だからこそこれからの一戦は本当に大切でアドバンテージを取るためにも最低掲示板、ミスは許されない戦いになります。


一口馬主を続ける中である意味最もドラマチックなのがこれからの未勝利戦。
諦め気味の馬でも目を逸らさないで最後までしっかりと応援をしなくてはいけないとこの時期は特に襟を正します。


9月の未勝利戦の後、馬が引き上げてくる検量室前(中山がベスト)を観察していれば私の言わんとしている事はわかると思います。
競馬においてレースだけがシーンでは無いことは一口愛好家ならお分かり頂けると思います。