まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

ディオデルマーレ観戦記・後編

2024年12月25日 22時30分00秒 | まさるの「この一頭」
6レースまであっという間でした。
いよいよ時間が迫った来たので今日初めてパドックに向かいます。
レース50分前(第5レース終了後)に私は写真がしっかりと取れそうな場所を探します。
これがレース50分前(昼休み中)のパドックです。
有馬記念デーの恐ろしさが少しでも伝われば幸いです(笑)

この時点ではサンデーRの馬が一番人気ですね(よく見ると43分前とありますね)。

馬が大きいこともありましたが、新馬戦のパドックにいる馬ではないと思いました(少し太く、若干入れ込み気味だったのは内緒)。
腹袋もしっかりとしていて、いかにも堀厩舎の馬の作りに思えました。
でも、2周目の周回で私は懸念だったトモ脚の蹄に注目すると!!
「エクイロックス」の跡がしっかりと。しかも黄色で目立ちます・・・。
もう、ここからは脚元の心配ばかりに気が行ってしまい泣きべそをかきそうに(汗)
これは10m先にある馬頭観音に改めてお祈りをしないといけないと思いました。



返し馬を見た瞬間に「これは勝ち負けできるかも」って思いました。
非常に良いキャンターで走ります。フォームが良いですね。パワフルで軽い。
堀厩舎の馬らしいダイナミックで柔らかい走りができる馬です。
ムーア騎手も追切でも乗っているしこの馬を分かってくれているようです。


スタートをズバッと決めてくれた時点で私は泣いていました(もちろんいい大人ですから涙を流したりはしません)。
しかし、その涙もすぐに引っ込んでしまうくらいに行きっぷりが良くない(汗)
これこそが堀調教師がいつも伝えてくれていた「前向きさに欠ける面がある」という事なのかと思いましたよ。
レースはムーア騎手が激しくおっつけて上手く先行ポジションに収まり、道中はスローの流れ。最後の直線に入ります。
直線は正直言ってあまり覚えていないんですよね。
見ていられなかったと言うか、混雑で見られなかったと言うか。
既に私の心は飛んでいました。
前が壁になり万事休すかと思われましたが、そこからスペースが出来てムーア騎手のあの豪快な追いが開始します。届くか??
私は「ライアン!ライアン!!」と叫んでいたように思います。


勝ち負けは本当にわからなかったです。負けたと思いました。
ゴール板過ぎに陣取っていたという事もあって2.3着かなとも思いました。



私は空を見上げました。無事に終わってくれた・・・。




スローVTRを見て、すぐさま向かったのは口取り集合場所(笑)。
私の記憶が正しければ馬主のバッチを付けている人もいたような…。
ダウンジャケットにジーパンの私はちょっと場違いな感もありましたが、喜びを共有したくて一目散に集合場所に行ってしまったのです。
「いやー、やりましたねー」なんて声を掛けながら(向こうとしてみれば何なんだこいつはって感じでしょうね)。



私は何とも言えぬ充実感に包まれながら、私はそっと目を伏せたのでした。

ディオデルマーレが馬場から去って5分後には私も競馬場をあとにしました。



ちなみにこの日はこんな感じでした。
ちなみに私の出資馬とR.ムーア騎手とは極めて相性が良く、通算で「4‐1‐0‐5」は勝率40%、連対率50%(内G1を1勝)となっております。ムフ。

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4 コメント

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Unknown (ゆっき〜)
2024-12-27 16:32:40
パドック写真のディオデルマーレ本当に良い馬体してましたね!
調教でもムーア乗ってくれてるのは本当に心強く勝ち負け期待しか無かったと思いますし本当に最後良く差し切って切れましたよね!

その後は即競馬場をあとにしたまさるさんも本当にマニアックですよね!
有馬記念当日に有馬を見ずに帰宅なんて😂

次走はまだ白紙ですか?
焦らず1勝クラスから経験を積んで重賞へ挑戦してもらいたいですね。
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ゆっき~さんへ (まさる)
2024-12-27 20:43:17
堀調教師のムーア騎手へ乗せたいことは伝わってきました(笑)
初戦も1400予定だったのを「動きが重い(ホントか?)」と言う理由で1600に変更となったし、1600の時もムーア騎手に決まっていましたし、調教にも乗ってもらっています。実は1400は結構前から決まっていたのですが、ムーア騎手が海外に1日だけ乗りに行っていたので日本に不在でした。ムーアが乗れないからずらしたのではないかと私は思っていましたよ(爆)

でも、この馬、ズブいからムーア騎手のような腕っぷしの強い騎手でないと駄目な気がするんですよね。


ゆっき~さん、有馬記念を指定席以外で見るのは危険です。ものすごく体力気力共に削られますよ。一尾経験されることをお勧めします(笑)

当日の私の関心は愛馬のみでしたので、何の未練もなく帰り、有馬も家でテレビで観戦していました(笑)
ちなみに次走は年明けのジュニアCです。
休ませると思ってたのに意外です。
いつかトータルクラリティと一緒のレースで走れるくらいに成長してくれたらいいなと思います。
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Unknown (ゆっき〜)
2024-12-27 20:59:42
有馬記念に限らず大レースの競馬場の指定席確保せずレースを見るのは危険そうですね😅
まさるさんが無理と言われるんですから1度経験しなくてもわかる気がします(笑)

トータルクラリティの今回の負け方はヤバいです。
それでも経験を積ませるのに放牧に出さずもう1戦使ってみてほしかったです。

ディオデルマーレはズブいんですね!
日本人なら川田とか岩田父みたいな豪快に追うジョッキーでないと駄目ですか?
次走の鞍上が気になりますね!
トータルクラリティと同じレースで走るときはクラリティが復活してる時にして下さいね。
今のクラリティではデルマーレの相手にもなりそうにありません😓
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ゆっき~さんへ (まさる)
2024-12-27 21:15:30
20代の若い時や翌日仕事が無ければいいとは思いますが、中山競馬場の有馬記念は地獄です。帰るのに時間がかかりますし、混雑で疲れ果ててしまうからです。スマホは昼過ぎから繋がらなくなるし、パドックを見たらレースは生で見ることはできません。
逆にレースを生で見たいならパドックはあきらめないといけません。
中山競馬場は狭いんです。だから以上に混むし、人混みが苦手な私は特に疲れるんです。私が常に指定席を使う理由もそこにあります。

ディオデルマーレは絶対にトータルクラリティにかないませんよ。単なるマイルの新馬戦を勝っただけの馬とは格が違います。
いつか一緒のレースで走れるようになれたらいいなと思っています。
次のジュニアCはこの馬の将来を占うレースになりそうです。私は休養させて欲しいのですが、堀師が脚も大丈夫と思うからこその登録だと思っていますので、期待している面ももちろんあるんです。
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