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過去の成功体験から未来の成長へ 松下電器の社名変更

2008-01-11 12:39:30 | 成長戦略、事業戦略に役立つ情報
こんにちは。中小企業診断士の青木公司です。

今日も横浜には霜が降りていました。いよいよ冬も本格的になってきています。
スーツをして、マフラーをして、万全な備えで外にでましょう。
手洗い、うがいをかかさずに。健康こそ、最も大事ですよ。

さて、今日は世界をあっと驚かした松下電器の社名変更についてです。

松下電器産業が10月1日付けで、社名を「パナソニック」に変更するという発表をしました。同時に、ブランドも、あの有名な家電で使うブランド「ナショナル」を廃止して、パナソニック一本にするそうです。

http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080110-4/jn080110-4.html?ref=news

あの伝説の経営者、「松下幸之助」の名前をはずす。そして、自社の成長を支えつづけてきた販売店ナショナルショップの冠にもなっている「ナショナル」をなくすという決断。

世界で知名度の高い「パナソニック」によるグルーバル化
ブランド統一化による経営資源の集中
松下さんの会社からの脱却

新聞にも色々書いているので、詳細のコメントは避けます。

しかし、一ついえるのは、90年という歴史を持ち、世界でも名だたる創業者のDNAを現在ムついでおり、今なお、成長している松下電器が、今なお、一定以上のブランド力を持つ「松下」「ナショナル」を捨て、未来、グローバルの象徴として、「パナソニック」を掲げていくという姿勢です。

そこには「松下の家内工業」「国内最高の家電の一つナショナル」という高度成長期の成功体験から、未来に方向転換していくという姿勢です。

過去の成功体験のDNAは残しながら、未来に向かって行動する。

大企業ですらできることが、機動力があり、小回りのきく中小企業にできないわけはありません。

皆さんも未来を見据えて、一歩を進めましょう。

PS だれですか?いらないなら、「松下」「ナショナル」のブランドをくれといっているのは(笑)。(青木も欲しい)。
コメント
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