無限大の夢追いかけて

日々、頭に浮かんだことを書き残そうと思います。

「見守る」ことしかできないけど・・・

2007-05-14 21:40:08 | 思い出
ふとしたことから、思い出しました。

息子、小学校5年、
 地区大会ベスト4からの試合、
 肘の骨を折って、治りかけの時、
 息子、病院の先生に泣いてギブスをはずしてほしいと頼みました。
 先生も「最低、あと一週間なんだけどな・・・」「絶対にこけるなよ。」といいながら、
 ギブスをはずして、テーピングで肘をV字に固めてくれました。

 その日、もちろん、息子の怪我のことにはふれずに、
 みんなには、いつもどおり指導しました。

 準決勝、
  息子はピッチ。僕はベンチ。
  見守ることしかできませんでした。
  何とか勝ち進みました。

 決勝、
  息子はピッチ。僕はベンチ。
  やっぱり見守ることしかできませんでした。
  負けました。

 その2試合。
  「こけるなよ。」と心の中でつぶやきながら見守りました。
  父親として、それしかできませんでした。


息子、高校3年の春。最後の大会。

 大会直前。
  息子の足は、悲鳴をあげてました。
  病名は、「シンスプリント」
 
 最後の大会。
  大会に入ってから、家では怪我の話は禁句になっていた。
  言ってもどうにもならないことは、僕も息子自身もわかっているので、
  その話はしなかった。

 最後の2試合を都合をつけて観にいった。
  息子はピッチ。僕は観覧席。
  やっぱり見守るしかできなかった。


 
この話。
 怪我を知っていて、出場をとめなかったことが、
 指導者として、そして父親として、
 良いか悪いかは、いろんな意見があると思います。
 でも、その時、僕自身は『見守ってあげよう!』
 そう判断して見守りました。



怪我に限らず、

 親として見守るしかできないことってありますよね。

 心配で、心配で仕方ないけど、見守ることしかできない。

 我が子の成長を願って、見守ることしかできない。

 そんなことって、ありますよね。 (〃^×^)★あははははっ